第675話 【ターランド王国】攻防戦!!②

 私達が再び【ターランド王国】の町門の前に立つと、以前5万ゴールドもぼったくられた門が見えたので腹いせにぶっ壊してあげました。


 ドンッ! と言う音と共に門に亀裂が入り崩れ去っていきます。


「さあ、行きましょうか」


 私がそう言いながら町に入ると、再び衛兵に襲われましたが...。


「ママ!! ここはミルシュに任せて!」


 そう叫にながら突貫して行くミルシュは、全身に風を纏いながら衛兵供を薙ぎ倒して進んで行きました。


「ミルシュにしてはなかなかやるじゃん」


 ミカはそう笑いながらゆっくりと歩いて進んで行きます。


 その後に私も続き、簡単に城門の前まで辿り着きました。


 城門までたどり着いた私は早速1発決めてやります。


「【ケロっとすぱいらるすぱ〜く☆】」


 その1発で固く閉ざされていた壁は無惨にも崩れ去り、そのまま進み王のいる城内へと侵入しました。


 その間にも兵士達に睨まれていましたが、ここまでの実力差を目の当たりにしてしまった彼らでは相手にならないのだと流石に理解してくれたようですね。


 長い廊下を歩いている間にも襲ってくる気配がありませんでした。


 そして、そのまま私達は王のいる玉座へとたどり着くのでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る