第2話 異世界に侵入しました


009



 第2層。勢いで来てしまったのでマッピング記入用のボードの在庫がない。慎重に一回だけ威力偵察して帰宅するつもりだ。


 見た目は1層と変化はない。目の前には二股に薄暗い通路が伸びている。


 変わったのは、音と匂いだ。これは何の匂いだろうか。獣か?


 多分、他のパーティーもこの階層で活動している。薄らと聞こえてくる戦闘音に緊張感が高まっていく。

 ……できれば戦闘なしで、他のパーティーが敵と戦っているところをこっそり覗き見だけしたい。


 メインウェポンだった鍬は取り回しが悪いので持ってきていない。持っているのは安いステンレスの万能包丁だけだ。


「見通しが良すぎるな」


 天然の洞窟のような遮蔽物が少なく、曲がりくねってもいない。こっそり覗き見は厳しそうだ。


 覗き見は諦めて、音のしない方向に進むことにした。


 「ギャギャッ!」


 通路の奥から聞こえてきた警戒を思わせる甲高い鳴き声に、既にこちらの存在が捕捉されていることを知る。あちらさんの方が索敵能力は上のようだ。


 暗がりから出てきたのはサビが浮いた短刀を持った小鬼だ。ゴブリンってやつか。


 こちらが1人なのを見てか、ニヤニヤと笑みを浮かべ3メートルほどまで歩き寄ってくると、低い姿勢から短刀を突き出し一気に飛び込んできた。


 しかし、なんということもない動きだ。刃物を持っているというだけで一層の蜘蛛と速度も狙いもそう変わりがない。


 右足を引き、左足を軸に後ろさばきでゴブリンの側面へ。


 通り過ぎたゴブリンは勢い余って床へダイブし、短刀も床を転がっていった。


 とりあえず脇腹に蹴りを入れ、悶絶している隙に包丁を取り出し、返り血を浴びないように背中を踏み固定して心臓を刺した。


 殺人事件現場ってこんな感じだよなと他人事のように思い耽っていると砂のように崩れて消えていった。


『魂強度上昇。職業、シーフを解放しました』


「包丁は料理人じゃないのか……」


 包丁は短剣扱いでシーフ解放ということなんだろうきっと。武器種で職業が決まるっていうのもゲームシステム的にどうなんだろうか。なんとなく腑に落ちない。


 取り残されていた包丁を回収していると、闇に紛れるようにポツンと真っ黒な石も落ちていた。ゴブリンが持っていた短刀は同じく消えたようだ。


 これが魔石か。魔石だよね? 魔石じゃなくても換金性のあるドロップだよね?


 きっとなんかの燃料とか材料とかになるから換金できるやつなんだよね? RPGだよね?



 初めて生き物を殺害した感慨なんてものも吹き飛び、初めてのドロップに喜びを隠せなかった。


 よし! 帰って回復職っぽい武器をネットで探して買っちゃおう!




010



「聖職者、武器っと」


 無事、威力偵察を終え、我が家に帰還した俺は早速スマホでネット検索だ。


 やはりというかメイス、フレイルなどの打撃武器がヒットする。モーニングスターって鎖でトゲトゲ球が付いたやつをイメージしていたけど本物はトゲトゲメイスやん。


 棍棒の括りっぽいけどバットじゃダメなんだろうか。釘バットでモーニングスターバット。それなら木刀は棍棒なんだろうか。


 同じ敵の経験値効率は落ちる一方なので回復職を早めに探し当てたいところ……。


 杖も検索した中で回復職の武器としてあったけど杖と棍棒ってどう違うんだ……。棒術の棍とはまた違うんだろうしな。


 棒術で検索すると突っ張り棒出てくるのなんでやねん。


「とりま、バットかな」


 バットはホームセンターで買うとして、木刀はホームセンターには売ってなさそうなのでネットで買おう。


「木刀、丈夫……」


 うーん。白樫のお手頃価格のが届くまでが地方のせいか1週間。1週間もあったら二層じゃレベル上がらなくなってそうだ。却下。


「メイス、通販は……?」


 コスプレメインで実用に耐えられそうなのがない。あったとしても金属なので高そう。



 とりあえずホームセンターに行ってみよう。木刀もあるかもしれないし。





 ……子供用金属バットしか置いていませんでした。軽くて思っていたよりリーチが短い。買ったけど。


 バットを買って冷静になると、向こうの通貨は増えても日本円が減る一方という現実が重くのしかかる。早くなんとか解決しなければ。ここ2日間で2万円くらい使ってしまっている。


 食費を抑えるためにスーパーで安めの米も買った。無洗米10kgだが持ち運びも楽になっている。5レベルアップで劇的な人外化にはなっていないが、そこそこ実感できるレベルでは身体能力が上がっていた。


 ついでに百円ショップにも寄ったころには日が暮れた。米1.5合をTKGで流し込み、人気のなくなった迷宮二層に向かう。運動するせいか食欲も増している気がする。




 バットでゴブリンの短刀を叩き落とし、頭をカチ割り首をへし折ること3体目。


『魂強度上昇。職業、戦士を解放しました』


 戦士かー。

 ベコベコにへこみ、歪んでしまっている金属バットを眺めながら少し落胆してしまった。



 そんな気がしてた。包丁よりは戦いやすいけど。



011




 2層でのレベルアップは回復職探しのため1回だけに留めたかった俺は、1層を越えて真っ暗な地上までやってきていた。


 石造りの壁の、少し高い所にある明り取りの窓から脱出する。目印として明り取りにLEDランタンを置いておく。これで明かりを見つけられればこの真っ暗な街でも何とか戻ってこれる。


 真昼間だと街にいるだけで逮捕される(かもしれない)リスクを犯してでも地上にやってきたのは、教会を探すためだ。

 神が管理者として存在し、レベルアップでアナウンスまである。これは確実に崇拝されているだろうし、その施設が解放された職業など何らかの設定に関わっているだろうという確信があった。


 黒パーカー黒フード黒マスクで闇に紛れる。


 迷宮のあった建物は土間だったが、外は石畳の広場がありその向こう側はバリケードのように低い所には窓さえない長屋が囲んでいた。これじゃ外の灯なんて見えなかったわけだ。モンスターが出てきた時のための二重の防備なのだろう。


 1箇所だけ格子状の扉があったが、向こう側ではやる気のない見張りが見張り小屋で座っていた。というか寝てそうだ。暗くてはっきりしないがイビキが聞こえてくる。


 さて、どうしたもんか。


 見張りを起こして通してもらうというのも危険だろう。言葉が銀貨2枚くらいしか分からない。やはり不審者としてとりあえず逮捕の方が確率高そうだ。


 長屋の方はかなり上の方に跳ね窓が付いていたりするが、丸太を縦にぶっ刺して並べたような壁なので登れなくもない気がする。所々矢を射るための穴らしきものもあるし。


 ちょっと試してみて、ダメだったらロープなり道具なりを持ち込めばいいか。




 迷宮の建物に置いていた目印ランタンを回収して、見張り小屋とは遠い方の長屋の角へと向かう。


「……コソ泥みたいやな」


 角の壁の丸太の溝を両手足で突っ張り、難なく登っていく。越えた先には屋根に足場もあり街を一望することができた。


 月明かりの薄らとしたらシルエット、いくつか明かりも見える。あの辺は繁華街か。


「ターゲット発見!」


 大きめの建物、その中に鐘楼らしき塔を見つけた。宗教施設ならばあれだろう。



 方向を意識しながらひっそりこっそりと足場を渡り、梯子を見つけ街に降り立った。


「ついに始まる俺のアーバンライフ」



 どう見ても不審な不法侵入者だった。



0012



 街灯なんてものもないので鐘楼の建物へは誰とも会わずに闇に紛れて余裕で来れた。ただ、営業終了時間のようだ。格子状の鉄扉が不審者を拒絶するかのようにがっちりと閉まっている。


 女神像みたいのに祈って職業選べたりスキル取得できたりしたいだけなのに。勝手な想像だけど。でもこの感じの建物は間違いなく宗教施設で絶対に何かある。


「いっちゃう?」


 いかん。ナチュラルに不法侵入しちゃう思考はよろしくない。


 朝までどこかに隠れて、教会に参拝にやってきた無口で変な格好の人を装う手もなきにしもあらずなのだ。非合法手段に慣れ過ぎるのもよろしくない。


 まずは情報収集だ。



 

「あった!」

 

 教会(仮)周辺を歩き回っていた俺は、嗅ぎ慣れた駅のトイレ臭を辿り、公衆便所を発見した。どうやら公衆便所に集めるシステムのようだ。すごいスメル。

 公衆便所っといっても日本の公衆便所とは天地の違いがあるし、ここを使うくらいならコンビニに行くんだけれども!


 下水道は偉大だ。


 悪臭の近くには粗末なバラックが連なっていた。貧民街というやつだろう。隠れるには適している気はするのだが……。


「こういう所の方が縄張り意識高めなんだよな……」


 取りまとめている主に挨拶仁義しないとダメだってどっかの極道マンガで見た。し尿収集をシノギにしてて意外と仲間意識強いんだよきっと。


 臭いし、もうちょっとましなところを探そう。


 潜入スニーク調査が続く。


 もうこのまま朝までウロウロしていてもいいのかもしれない。文化も違う、見知らぬ街を探索するのも楽しくなってきていた。


 繁華街らしき方向にも向かってみる。



 獣臭いランプが吊るされた屋台には、粗末な長テーブルに乱雑に酒や料理がのっている。むさ苦しい男達と露出高めでしな垂れるように酌をする女達。これはあれですな。一晩おいくら?なやつですな。


 しばらく物陰から眺めていると喧嘩が始まった。

 レベルアップしているからか随分と激しい喧嘩だ。


 目がそちらに集まっているのでもう少し屋台の近くに寄ってみる。そこにはもう見慣れてしまったLEDランタンが置いてあったからだ。


 お客さん第一号のお調子マッチョがいた。


 夜のおねーちゃんの肩を抱き、LEDランタンをプレゼントしていた。おねーちゃんは喜んでいる。


 こりゃ売れるなぁ。でも電池切れると面倒やな。



 そのまま何食わぬ顔で通り過ぎ、再び闇に潜った。




0013




 宿っぽい建物も見つけたが交渉は諦めた。個室なんてのはビジネスホテルが多い現代社会だから一般的なだけで相部屋が基本だろうし値段交渉も無理だ。やっぱり不審者として通報されそう。


 不審者は不審者らしく、眠い目を擦りつつ路上で朝を迎えた。


 教会の門が開く。


 まだだ。


 やってきた参拝者の後を追う。


 お布施は銀貨でいいだろう。前の人を真似て募金箱のような箱に入れる。


 奥に進んでいくと白くて丸い球体が浮かんでいる台座があり、手前の広間で想い想いに膝をつき拝む仕組みらしい。


 手の組み方は手のひらを90度交差の合掌のようだ。

 

 では失礼して。

 

 この世界にお邪魔しています神様……。


『あなたの魂強度は5です。職業技能は……ユーザー権限、パワーユーザーにグラント。スキルツリーのマニュアルオペレーションを付与します。残りスキルポイントは5です』


 おお……なんか急に和製英語が多くなったけどキタ。スキルツリー! パワーユーザーってなんぞ?


 分かる、分かるぞ。


 農民 - 持久力向上(必要1SP)

 武闘家 - 動体視力向上(必要2SP)

 シーフ - 敏捷向上(必要1SP)

 戦士 - 強撃(必要2SP)


 脳裏に浮かぶスキルツリー。どれか取得すると次の新しいスキルが出てくる仕様で、今は何も取っていない状態のようだ。普通の現地の人はスキルは神から授かるものという先入観からスキルポイントが自動割り振りされているみたいなので、その点はゲームに親しんでいる現代日本人は有利だ。


 スキルポイントの操作はあの球体の前でしかできないのがもどかしい。白い球欲しい。そして回復職がない。SPは残しておかねば。


「敏捷向上を下さい」


 農民 - 持久力向上(必要1SP)

 武闘家 - 動体視力向上(必要2SP)

 シーフ - 敏捷向上

       身体制御向上 - (必要2SP)

       暗視向上 - (必要2SP)

 戦士 - 強撃(必要2SP)

 残りSP 4


 実験に無駄にならないパッシブスキルな敏捷向上を取ってみたがなるほど。動体視力向上とか暗視向上も欲しいなぁ。でもSP2か……。身体制御は器用さのようだ。


 後ろ髪引かれるがここまでにしよう。向上が付いているパッシブスキルが魅力的過ぎる。どれを取っても役に立ちそうだがまた来れる。


 次は治療院を探してみる。教会といえば呪いを解いたり蘇生したりしてくれる施設が付随してて然るべき!


 塀で囲まれた教会の敷地内には宿舎のような二階建ての建物と事務所のような建物があった。消去法で事務所を窺うと早い時間のせいか誰もいなかった。


 回復魔法は見れなかったが、いい加減眠いので武器防具を物色して帰ることにする。



0014



 武器防具屋なら迷宮の近くだろうと明るくなった道を歩く。

 道端には夜中にはなかった屋台が立ち並び、粥のようなものや汁のようなものを食べている人や、魚や貝を売ってる人、でかい肉を吊るし切り売りしている人もいる。


 これだけ人が多ければ自分も目立たなそうだ。


 人混みを抜け、迷宮を囲む長屋までたどり着くと武器屋や防具屋が軒を連ねていた。近くて便利だ。


 武器屋でメイスを探す。剣や槍などの武器種で店が分かれているようだ。小さな商店が寄り集まって長屋を形成していた。


 鈍器専門店に入る。金属の棒の先端がゴツゴツとした2メートル程のポールハンマーから30cmほどのトゲトゲ鉄球に持ち手を付けただけのメイスまで雑多に並んでいた。


 おっさん店員が胡乱な目で寄ってきたので銀貨を5枚取り出し、予算を見せつける。


「どれなら買える?」


 人差し指で並んでる物をさしながらどれなら買えるジェスチャーだ。


「ンー。ゼントラ、マフデ」


 おっさん店員が買えるものを順番に指差していく。あんまりトゲトゲしていると持ち運びしにくいんだよね。


 50cmのトゲトゲが大人しめのメイスを銀貨4枚で購入。LEDランタン2個分だ。安い。

 腰にメイスを保持できるベルトも銀貨1枚で買えた。刃物ではないといえ街中をそのまま持ち運ぶわけにもいかない。


 次は防具だ。足の防具が欲しい。

 

 革でも厚めのものは重い。その割に耐久性も疑問だったので方針転換して、貫頭衣というか前掛けというか頭から被る硬めの革の服的なのを銀貨3枚で買った。目立たないコスプレ用だ。

 小さめの鉄板を貼り付けたスケイルアーマー版も銀貨8枚であったがカチャカチャうるさいので俺には向かない。似た感じに硬質ゴムでも貼り付けてみようかな?重いかな?

 普通の革鎧だと調整に時間がかかるらしい。頭から被る系のは紐で縛って終わりだ。メイスのベルトでなかなかの蛮族具合。


 全体的に防具の質はいまいち。あと銅貨もあり10枚で銀貨1枚のようだ。


 とりあえず冒険者風にはなったので、迷宮の入り口に行ってみる。槍を携えた見張りがいたものの身分チェックなどはなく誰でも入場可だった。


 これなら昼間からきても大丈夫そうだ。次は冒険者をストーキングして魔石などの売却方法を観察したい。




 無事帰宅してトイレがてら近所の牛丼屋に行き、防刃生地を検索しながら寝た。


 25,000円くらいで長袖の防刃ロングTシャツ買えるのね。ぐぬう欲しいが高い。


 銀貨の残りは15枚。

 

 

 


0015





 昼過ぎに起きた。眠い。


 しかし、ちょっとそこまでゴブリン撲殺しに行きたいのだ。新品のメイスで。


 迷宮が近すぎる。10分で街だし5分で2層だ。家から迷宮1層までは5秒だ。


 


『魂強度上昇しました』


 うーん。職業解放なしか。

 10匹ほどゴブリンを撲殺してレベルアップアナウンス。さりげなく魔石も貯まっている。


 でもメイス良いな。金属バットと違いヘタれた感じがない。


 ということで今日は冒険者ストーキングしよう。




 地上に出た時には大分陽が傾いていた。いい頃合いだ。


 迷宮前の門で張ることしばらく。ランタンを買い占めてくれた女性パーティが迷宮から出てきた。門を出ると3人と2人に分かれたので2人の方について行く。


 門から見ると武器屋と逆方向に進んだ2人は一軒の店に入っていった


 店を覗いてみると、奥まったところにカウンターが並んでおり魔石が入っているだろう袋を出しているところだった。


 隣のカウンターに袋に入った魔石14個を出してみる。


「ランカー。ナンマサ?」


 いらっしゃいませ買い取りですか?と勝手に脳内翻訳して頷く。


「グニゥ、サンダハウケンナー」


 とりあえず頷く。


「ラマダー」


 受け取った袋には銀貨2枚と銅貨8枚が入っていた。ゴブリン魔石は1個銅貨2枚か。LEDランタン高すぎたかな……。


 買取屋を出るとさっきの2人が教会方面に歩いているのが見えた。ついでなので教会も行こう。



 道中の屋台はすっかり姿を消し、朝とは別の場所のようだ。


 前の2人は教会敷地に入ると事務所の建物へ入っていったので窓から様子を窺ってみる。

 どうやら先に分かれた3人組の1人が治療を受けているようだ。さっき換金した袋を教会の人に渡していた。


 肩関節が外れたのだろうか。スティムソン法で整復中かな。うつ伏せで寝ながら、錘をつけた腕をベッドから垂らしている。


 しばらくすると神父らしき聖職者がやってきて肩に手をかざし、何事もなかったかのように全員が席を立った。回復魔法は光ったりしないようだ。


 しかし、回復魔法は確かにありそうなので取得を目指したい。


 本殿で銀貨1枚をお布施し、合掌。


「神様、回復魔法を使えるようになりたいです」


『あなたの魂強度は6です。職業技能はマニュアルオペレーションで選択してください。残りスキルポイントは5です。職業回復士の解放は……貢献度条件クリア……魂強度が不足しています』


 ……あれ、要望って通るんや。


「神様、魔法を使えるようになりたいです」


『貢献度が不足しています』


 貢献度……お布施か。中々システマチックやな。


 再度、銀貨1枚をお布施し合掌。


「神様、魔法を使えるようになりたいです」


『あなたの魂強度は6です。職業技能はマニュアルオペレーションで選択してください。残りスキルポイントは5です。職業魔法士の解放は……討伐条件が不足しています』


 うーん。討伐条件が分からん。


 とりあえずレベルを上げれば回復魔法が使えそうなのでレベルアップに励もう。


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