第2話 おっかなびっくり村に到着

 あえて何事も無く日中の内に近隣の村に到着、とはいえ当方出勤装備で野山を歩いたおかげで革靴はへたり、スーツはあちこち破れてぼろぼろに、本当に丘位でも未舗装の野山はそれなりの格好でないとだめですね、青山のそこそこ高いスーツだったのにクスン(/_;)

 何故か言葉の通じる(助かりますが)親切なゴツい村人?に連れられ村の教会に行く事に、どうも危険性の低い人物は村で住むかどうかはさておき教会の聖堂で何が出来るのか?を審査するとのこと、パソコンも自動車も無い場所で一般事務員が何が出来るのかと…

 特に何事も無く聖堂に置いてあった水晶体に触れて“適性検査”が終了しました。

 希望も動機も言うこと聞かれること無く触って直ぐに終了、私の学歴も経歴も関係無くそこに表示された職業は…

     《羊飼い》

           でした

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