第5話 水の事故にご用心
さてさて、うちの子供たちも夏休みが始まり、まさに夏真っ盛りですね。
毎年この時期になると起きるのが水の事故。今回はそのお話です。
私は以前プールで仕事をしていたりしたので、日本赤十字社の水上安全法という資格を取得しました。今はもう資格の更新はしてないですけどね。
この資格、取得するためには講座の受講、筆記試験と実技試験のパスが必要です。筆記はともかくとして、この実技試験がなかなか大変です。クロールか平泳ぎで500メートル泳げること、潜行(息継ぎ無し)で25メートル泳げること、手を水上に上げた状態での立ち泳ぎ5分以上。あとは救助方法の試験など盛りだくさんです。
そんな一般の人に比べて泳げる人でさえ、守るべき鉄則があります。それは
『なるべく水に入らず救助する』
これに尽きます。例えば長い棒を差し出して捕まらせたり、浮き輪を投げるなどの方法があります。浮き輪でなくとも、空のペットボトルや空のクーラーボックス、ビニール袋、変わったところでは結んだズボンも代わりになりますね(結んだズボンを溺れた人につけるのは難しいですが)。近くまで泳いで行って、それらに捕まらせて引っ張っていくのでもOKです。
もし何も無くて身一つで助ける場合、絶対に要救助者(溺れている人)に前から近づいてはいけません。要救助者はパニック状態です、助けが来たら力いっぱいしがみつきますので、解き方を知らないと二次災害まっしぐらです。近づく時は回り込んで後ろから、あるいは潜って近づき、要救助者の向きをクルっと回したりします。要救助者の運び方は頭を引っ張ったり、髪を引っ張ったり、後ろから抱えたりと様々ですが、当然の事ながら、どれも上を向かせて運ぶので、後ろから行った方が楽に出来るということもあります。
ただし身一つでの救助は本当に危険を伴いますので、おすすめしません。助けに行った人が溺れてしまうなんてことは、毎年のようにある事ですからね。
これらのことは知らないと出来ません。いくら泳ぎが得意でも、それを過信してはいけません。と言うことで、水場に遊びに行く時には、いざと言う時に対処出来る準備を忘れずに!
7/27の筋トレ
スクワット155kg×3×3、140kg×6×5
デッドリフト185kg×5×3、165kg×5×5
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