第5話 出撃、そして戦闘
「連合艦隊、並びに南雲機動部隊は、これより出航する。
抜錨 艦隊、出撃!」
山本五十六が声を張り上げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1時間後ーーーー
「なんです?あれ。」
観測兵が上官に聞いた
「見せろ…。あれは、敵艦隊じゃないか!艦橋に通達しろ!」
「敵艦隊、確認」
「どうします?長官」
艦長が問いかけた
「直ちに陣形を変更、敵艦隊を攻撃せよ。戦闘機部隊はまだ出すな。敵の飛行物体が出たら出せ!」
「砲雷撃戦、準備!砲弾は零式弾を使用せよ」
「主砲、一番二番発射準備よろし!」
「撃ちー方ー初め!」
その掛け声とともに、大砲の轟音が鳴り響く
敵艦隊の陣形が崩れていく
やがて、敵艦隊の生き残りは、消えた。
「敵戦闘機…いや、龍がこっちに向かってきます!」
「何!」
「戦闘機部隊、発進せよ!」
戦闘機部隊を予め甲板に並べていた南雲機動部隊「蒼龍」からすぐさま戦闘機部隊が飛び立つ
戦闘は10分ほどで終わった
「まさか、龍がいるとは…。」
大和の艦長は驚きを隠せていない。
「そうだな。でも異世界ならば、もっとすごいもんがいるかも知れんぞ?」
山本五十六が半分冗談で言った。
「そうですね。」
大和の艦長は本当にいるかもしれない、そんな警戒心が顔に出ている。
本艦隊は、異世界に転生⁉ @syouryu-
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