終末戦争
@syouryu-
第1話
西暦2070年2月19日...
後に第三次世界大戦と呼ばれる中国・ロシア同盟と国連軍で大きな戦争が起こった
開戦から100日ほどが経過したある日、日本に事件がおきた
日本はこの戦争には直接介入はしていなかったものの、国連軍に資金を出していた
どこから掴んできたのか、中国がそれを口実に日本に宣戦布告、日本国が予想していない自体へと発展していった
ー2070年7月17日、佐渡ヶ島沖
「奴ら、仕掛けて来るんでしょうか?」
樋口がいった
樋口は今、僕(山本)の部下の一人だ。
僕の階級は三等海佐、樋口は二等海尉だ。
今乗艦して僕が指揮している艦名は「ウミカゼ」だ
「多分な」
僕は言った。
その時、
「敵艦隊発見」
という声が艦内に響く
「まだ撃つなよ、第一艦隊旗艦『ナガト』に発光信号送れ!」
〜ナガト艦橋にて〜
「ウミカゼ艦隊より発光信号、『敵艦隊発見』」
通信長が言う
「奴ら、また威力偵察か?」
萩艦長が口ずさむ
「物事は憶測で言うなよ、萩艦長」
櫻井司令が言った
「全艦、戦闘隊形」
緊張した空気が艦内で流れる...
〜ウミカゼ艦橋〜
「...! 敵艦隊、撤退していきます」
「またか...」
樋口が言う
「そう言うな、何事もなくてよかったじゃないか」
僕が樋口に声をかける
「そうですね...」
そう言ったが樋口は少し残念そうだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます