(11) 自由研究は終わったか
小学生の夏休みの宿題(?)として自由研究(?)というモノがあるらしいのだが(?)、僕は夏休みに自由研究なんぞしたことがないので正直な話それが本当にあるのか疑っている、と言うとかたい感じがして「ええ? オレやったことないぜ?」というぐらいが本当でじゃあこの僕の気持ちは何と表現するべきか困っちゃうがソレはまあいいか。
僕と同じ小学校ではなかったひとに「自由研究って、あった?」と尋ねてみれば良かったのだが、そうしてこなかった。だから、何も分からない。宿題なんだろうと思っているが、もしかしたら皆は自発的に自由研究したくなっちゃうのかもしれないなあ、そんなことあるとは思えないけど···。やれと言われずに、自発的に自由研究をする、夏休みに、子どもが、そんなことがあるのか!?
自由研究に触れてこなかった僕ではあるが、存在するんだろうと思っている。大人だから。「そんなの無いから。オレ、知らねえから。悪いけど。」などと言うことはしない。受け入れるさ。無かったらテレビで「自由研究にぴったり」なんて言わんだろ、さすがに。無いのにそんなこと言ってたら怖いよ。なにそれ、小学生かくあるべし、みたいな? 「健全な小学生は夏休みには自由研究をするものなのである!!」 えぇ······。
もしかしたら、時代の問題なのか。昔は無かった、的な。僕も小学生の時は夏休みの宿題をギリギリまでやらなかったものだが(小学校以降もいつだって余裕は無かったね)、夏休みの宿題はやったさ。やれっていうから。怒られたくないから。んで、工作してこいって言うからさ。そうそう。「オイラは工作がいい。」じゃあなくて。宿題のひとつとして工作があった。何を作るかは自由だけど。ほんと、めんどくさかったなあ。なんなんだ、あれ。ほんで、あれよ、教師がこれをやれと指示するのは良くない子どもの主体性を育てなくてはいけないのだ、とかそんなふうなことで自由研究が出てきたんじゃあないんですか、と。といっても僕が小学生の頃から自由研究があったのかもしれないから、無駄な推理ではあるな、と。
自由研究、なんにしよう。考える。そうだなあ。「自由研究図鑑読み比べ」かな。
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