WindowsからLinux Mintへ

Linux Mintインストール用のUSBメモリによるハードディスクのデータ消去

　Linux Mintインストール用のUSBメモリを利用して旧PCのハードディスクのデータを消去してみました。

　①Linux Mintインストール用のUSBメモリを用意します。

　Windows 8.1の場合は、Linux Mint MATEをブラウザでダウンロードし、rufusなどのソフトでUSBメモリに保存します。

　Linux Mintの場合は、USBイメージライタというアプリを利用するようです。

　②ハードディスクのデータを消去したいPCにLinux Mintインストール用のUSBメモリを挿し、BIOSでUSBメモリが最優先で起動（ブート）されるようにして、USBメモリのLinux Mintを起動します。

　BIOSの設定画面への入り方（かた）などはPCによって異なります。

　③端末というアプリを起動します。

　④端末というアプリでsudo fdisk -lと入力してハードディスクの名前を探します。

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sudo fdisk -l

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　メモリ？、ハードディスク、ハードディスクのパーティション、USBメモリの名前などが表示されます。

　そのうち、ハードディスクの名前を探します。

　ハードディスクの名前はPCによって異なります。

　著者の場合は/dev/sdaでした。

　⑤端末というアプリでsudo shred -v -n 3 -z ◯◯と入力してデータ消去します。◯◯はsudo fdisk -lで探したハードディスクの名前です。データ消去には時間がかかります。

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sudo shred -v -n 3 -z ◯◯

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　◯◯はsudo fdisk -lで探したハードディスクの名前です。

　shred -vはデータ消去の進捗を表示してくれます。

　shred -n 3は乱数的なデータで3回上書きしてデータ消去してくれます。

　shred -zはデータ消去後に全てのビットをゼロにしてくれます。