第24話 遅い朝

日曜日

遅い朝

寝返りを打つ君を起こさないように

僕は冷蔵庫を開ける

君は直ぐに目をこすりながら

「おはよう」

幼い笑顔で僕に抱きつきに来る

彼女のおでこにキスをする

遅めの朝食

レパートリー少なめの僕のメニューは

いつも一緒

焦げたベーコンは

そっと僕の皿に隠した

君は嬉しそうにパンにかじりついた


【narusegoto】

お泊りの翌朝は

朝の苦手な彼女のために

不慣れな料理を作る

優しい男のはなしです


スッピンの女の子って

どこか幼く見えて

いつもとはまた違う愛らしさを感じますね

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