第23話 終わりきれない恋

カーテンが揺れる明るい部屋

彼女の背中を見つめる

なんとも器用に下着をつける姿が美しい

「これで・・・終わりにしようね」

彼女がこちらを見て言った

俺はただ頷く

彼女の髪が顔にかかり

憂いの表情に色気が増す

俺はまた

彼女を抱きしめる

別れて半年

何度も繰り返している

終わったはずの恋


【narusegoto】

今度、書こうと思っている

『(仮)終わりきれない恋』

の一部です


未練を美しく描けたら・・・と思っています

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