どっちのだっけ(高校生)
日曜日、高校はお休み。
B子の部屋、机を挟んで宿題。
A子「あ、B子消しゴム貸して」
B子「ん。うん」
消しゴムを前にスライドさせるB子。
A子「サンキュ」
使うA子。
B子「おっと、A子消しゴム貸して」
A子「お。あいよー」
消しゴムを前にスライドさせるA子
B子「ありがと」
使うB子。
A子「……あれ。この消しゴムB子のじゃなかったっけ」
と、顔を上げる。
B子「そうだっけ? 前に借りたままじゃなかったかな」
とこちらも顔を上げる。
A・B子「……?」
見つめ合い首を傾げる。
A子「まあ、二人で使おうか」
B子「そだね」
笑みを浮かべ、再び宿題に取り組む。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます