第93話 一食入魂(9月16日)
ワクチン接種から二週間が経ち、いよいよ抗体が最も働く時期となったが、それ以上に仕事が長時間に及ぶため何の動きもとることができない。
これでは交代の働く前に体力切れで悪化してしまうのではないかと笑ってしまうが、せめてそれだけは避けられるように三食抜きだけは避けねばならぬ。
疲れて時間のないときほど、一食を気合の入るものにせねばならぬのだが、それが一編でも残せれば幸いである。
さて今宵はしっかりと蛋白をとることとしよう。
【本日の出来事】
◎石川県で震度五弱の揺れ
震度五弱といえばかなり強い恐怖を覚える震度であり、被害以上に今後の揺れが気になってしまう。
山口に住んでいた頃に経験したことがあるが、あの時は枕元に積んでいた文庫本で強かに頭を打った。
また古い建物には亀裂などが入る強さであり、一晩明けて報道されぬような被害が明らかになるだろう。
それにしても、冷蔵庫に掴まらなければ立っていられなかったというコメントを目にしたが、これは危険である。
可能な限り離れるべきであるが、この震度では動くことも難しくなるので理想論でしかない。
◎災害時の安否不明者公開の検討を
個人情報の取り扱いが難しくなっているが、やはり優先順位というものはある。
個人情報を護って個人の命を護れぬというのであれば本末転倒であり、時にはその悪を背負って人を救わねばらぬ時があるだろう。
その判断をする行政というのは、それにしても難しい役回りを任せられたものである。
【食日記】
朝:ヌク
昼:カップヌードル豚骨味噌、から揚げ、鮭ワカメおにぎり、野菜ジュース
夕:ポテトサラダ、麻婆豆腐、ハイネケン、ウィスキーお湯割り
他:春巻2、エナジードリンク、珈琲、おーいお茶
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