読了しました。

まずあらすじを読んで、これは重い話になるなと身構えました。重い話に変わりはありませんでしたが、ミステリは案外こんなものだったりするので、少しだけ杞憂に終わりました。

舞美のキャラ、地雷と書いてありましたが、個人的にはむしろ作品内では一番好きでした。こういう余計なことをするキャラってウザいな、と思うからこそ、惹きつけるものがあって魅力的に感じるんですよね。
彼女には京一の役に立ちたいという信念がちゃんとあるからこそ、魅力があるんだと思います。

ミステリとしては、まさか！？と思わせるような展開がほしかったところですが、舞美のキャラ作りはすごく勉強になりましたし、とても満足しました。

素敵な作品をありがとうございました！

え！　なんで！？
という探偵たちの謎のハッピーエンドと、

事件の被害者の救われない感じが『これが胸糞というものか……！』と思いました。

探偵の守秘義務は何のためにあるのか。
依頼者のためを思ってのことのはずなのに、
『ただ秘密を守ってればいいんでしょ』『どうせいずれ報告するんだから』って依頼者の気持ちを蔑ろにしているところもイライラしますね。

ミステリーを書く時に、こういうズレを書かないようにしたいなと思いました。

自分でも嫌なのを書くの大変でしたよね。
お疲れ様でした……！

こんにちは。地雷を見に来ています。

事件とは関係の無いところでハラハラする感じが絶妙にイヤですね。