第41話 KING of SWORDS. ソードの王
KING of SWORDS.
風の火 権威 ダークブラウンの髪と茶色の瞳の年長の男性
ソードの王が示すのは「厳格」「正義」「理知」「決断」です。
赤い頭巾の上に王冠を頂いた、右手でソードを握る男性が、雲が低く見える高地で風の象徴である蝶とシルフが彫刻された王座に座って強い眼差しでまっすぐこちらに構えています。
精神的、肉体的な戦いで鍛えられ、困難を乗り越えてきた経験は、権威と責任を担うにふさわしく、どんな状況でも適切な思考で自ら判断を下せるようになりました。
2羽の鳥が後ろを飛んでいるのも、彼が決断しなければならない選択を象徴しています。
【人物】断定的。
【自分自身の中にある要素】批評家精神。
【エネルギー】物事の真実に切り込む。
【正位置】
「厳格」公正、意思を貫く、頑固。
「正義」混乱に打ち勝つ。
「理知」理性的、理論的、力の知性、客観的。
「決断」強い決断、賢明な判断、精神力の高まり。
「命令」権威的。
「冷徹」クール、ドライ、戦略的な思考。
自信に満ちた状態。分析的な男性原理。バランスのとれた男性的な思考と判断力。
裁判に関するあらゆる事柄。またその関連のあらゆる権力、命令、権威、知性による闘い、法。
【職業と為人】知性的な人、決断力のある人、公平な判断をする人、公平な判断。知的職業についている人です。専門家、弁護士、役人、警察官、仲裁者あるいは擁護者、王位の公職など。
「ソードのキング」は人物以外にも、賢明な判断全般、特に公共の福祉を表す場合があります。
【出来事】誠実さと外交、公平と哀れみの心を見事に調和させ、公正な決定を下します。質問者に公平な決定が下されることを表します。特定の技術力で認められているスペシャリストです。
彼は仕事や家庭や社会の中で方針を下します。決定する立場にある人です。
非常に強い信念を抱いてはいますが、公平な立場で見るために他の人の言うことにも熱心に耳を傾けます。
彼の優しさは、行動と言葉によって表現されます。彼は、書かれてある、あるいは語られた言葉には力が存在すると信じています。
彼は知性にあふれ、ヒューマニズム、哲学、社会的な話題、たとえば政治、経済、世界情勢について議論することを好みます。
【逆位置】
「独裁」独裁的、暴君的態度、自分勝手、独断と偏見、強情、しつこさ。
「冷酷」残酷、冷酷、冷たさ、計算高い態度、追及。
「見栄」プライド、見栄、保身に走る。
「陰険」陰険、悪意、裏切り、粗野、よくない行ない。
「曖昧」孤立、優柔不断、曖昧。重要な決断の先送り。
「破滅」波乱の状況。
露骨な偏見によって判断を失う。バランスを欠いた男性的思考。決着をつけたがる態度。社会よりも自己を優先するパワフルさ。
【職業と為人】アンフェアな人、残忍で偏見を持った人、不正確な見解、不公平な判断。危険な人。堕落した上司や権威的人物。
【出来事】不公平な判断を下し、質問者に不利益を与えるでしょう。偏見と悪意に満ち、復讐のためには手段と相手を選びません。罪のないヤジ馬であろうと彼の怒りの犠牲となるのです。復讐は徹底的で、この男性に敵対する人間は執拗な攻撃を受けます。
彼にとって、世界とは戦場なのです。彼はソードを振り上げ、現実のあるいは心の中に作り上げたイメージの敵と戦うのです。
彼の洗練された知性はひねくれた妄想へと姿を変えます。陰謀を企て、非難し、悪巧みをします。
法律上のトラブルの暗示もあります。公正さを失い偏見を持ち、正しくない行動をとるようになります。
もの静かなパーソナリティは、冷たさとか無慈悲な態度へと転じます。彼の物言いはシニカルで、疑いに満ちています。
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