僕の幸せ
「パパー!パパのとなりの女の子はだれ?」
5歳の僕の娘が写真を見て聞いてきた。
写真に写っている僕らは
楽しそうに寄り添い笑っている。
「その女の子はパパの初恋の人だよ。初恋ってわかるかな?」
「うん、初恋しってるよ!パパの初恋の人かわいいね」
「そうだね」
僕は24歳の時
雪斗に紹介してもらった女性と結婚した。
僕自身は雪乃がずっと忘れられないし、結婚したいと思えなかったけれど
「無理して雪乃さんを忘れなくていいのよ。私は雪乃さんを忘れられない、あなたごと好きになったの」
その言葉を聞いて僕は彼女との結婚を前向きに考えた。
雪乃の
雪乃、僕は結婚して幸せな日々を過ごしているよ。
雪乃が願ってくれた
この幸せを感じ僕は今日も生きている。
僕は今でも雪乃が好きです。
僕の、僕らの初恋は永遠に
空を見上げると雪乃が笑ってくれた気がした。
僕らの初恋 雪苺 @yukiichigo15
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます