初デート②

「雪乃ちゃんは、なにしたい?どこか行きたいところある?」


「すばるくんは?私は、お兄ちゃんに無理するなって念押しされてるから激しく動かなければ大丈夫」


「そうだよね。僕も雪斗に言われてる・・・。じゃあ映画でも観に行こうか?」


「うん。観たい映画あったから嬉しい♪」


「決まり。映画館に行こう」


「雪乃ちゃん手繋いでいい?」


「うん、繋ごう」


そう言うと

恥ずかしそうに手を繋いできた。


雪乃ちゃん可愛いすぎる。


そして僕達は映画館に向かった。


映画館に到着し


「すばるくん、これ観たかったの。観ていい?」


「うん、いいよ。僕も観たかったし、それ観よう♪」


雪乃ちゃんが観たいと言ったのは以外にもホラー作品だった。


ホラーとか苦手そうなのに大丈夫かな心配だ・・・。


ジュースとポップコーンを買い席に着いた。



幽霊が襲ってくる度に

キャーと言って目を隠しながら

指の隙間すきまから

チラチラと見ている。


その仕草が可愛くて僕は映画よりも雪乃ちゃんを見ていた気がする。


映画が終わり


「すごく怖かったけど面白かったね」


「うん、面白かった。雪乃ちゃんホラー怖いのに大丈夫なの?」


「怖いんだけど観るの好きなんだよね」


「そっか。怖そうにしてたから心配になって聞いてみたんだ」


「すばるくんって優しいよね。ありがとう」


「帰ろうか。送っていくよ」


雪乃ちゃんの家に到着


「すばるくん今日、一緒にいれて楽しかった。ありがとう♪」


「僕も雪乃ちゃんといれて、すごく楽しかったよ。また、デートに誘っていい?」


「もちろん♪」


「よかった。また連絡するよ」



次はいつ雪乃ちゃんに会えるかな。


こうして僕の初デートは終わりました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る