背筋渥美半島

ジブラルタル冬休み

ディキシーハブ

私の、肩甲骨から、歪な線香花火までにかけて、ゆっくり溢れて行く優等生な貴様。

「りんりりんりんりりんりんりんりりんりんりりんりんりんりりりんりんりんりりんりんりんりりりんりん」

「倫理。」

謗ってくる気があるようなのでつい茶化すと、

「スガぃぁぁぁぁぁあぃぁぁぁぁぁぁぁ」

憤怒と謎の大声が降りかかる。

そして、「あっちゅうまに」私の細かく裂けた仏壇までひっくり返ってきた。

こいつナメクジみたいに這い回るパーティーグッズかと思ったら、こんな殺人むしむしかよ。

焦って火を起こそうとすると、「くゎぃ、くゎいかぅぁぃ」というか細い鳴き声が聞こえてくる。

簡単に裁断されてしまう時間でも、すぐさま消えて行くだけに寂しくなってしまう、

荒れ狂う季節、へぇ。へーーー。知ってたし。

ここで一句。


夜中にいきなりさ

てきとうなことぬかしてたのがバレんといいんけどねってLINE


僕を縛り付ける(絞り付ける)そのナメクジ状脳腫瘍は、天然ガスの再来のようにうなって強張るだけで、全然誇大になりきれていない。普遍性と自己中心性がコットンに染み渡る白亜紀の実験文学に私は立っているのだ、そう自覚する。キッシュを投げて痙攣するには、是非やめてほしいなんて、はんぺんだ!!

やすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすりやすり蹴り上げられる火災放置機。

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