非凡な日々
放送室
第1話 始まりはいつからか
始まりはいつからか・・・。
最初は5歳。
母と僕と妹の三人で川の字で寝ていた。
深夜、目が覚める。
足下に知らないおじいさんが立っていた。
そういうこともあるのだと別段不思議に思わなかった。
子供とはそういうものなのかもしれない。
ここから一年くらい、僕にとっては平凡な、周りにとっては非凡な日々が続いた。
しかし、それは突然ピタリと止む。
再び、非凡な日々が押し寄せるのは18歳。
これは僕の魂の成長の物語だ。
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