ここと火の女王

もか花チャンネル

第1話

昔、アレンドゥールという王国がありました。その王国には、二人の王女がいました。長女のさらかは、ねつと火のま法をつかえる女の子でした。妹のここは、姉といっしょに遊んでいました。


ないしょの遊び


ある夜、さらかとここ王女が遊んでいました。

「わあ、たのしい! すごーいヒュー」

妹のここは、たのしそういいました。ところがさらかは、まちがってここに、ねつのま法があたってしまいました。

「ここ!」

「あっ!」

ねつは、ここの頭にあたりました。

「お父さま、お母さま!」

すると、すぐに来ました。

「とっても暑い!」

「急いでつれていかないと!」

よく朝、地図を見つけて、ふしきなこびとのデュビーをたずねました。

「この力は、生まれつき、それとも……」

「ああ、よかった。あたったのが、頭で!」

デュビーは、ここのきおくを消していきました。

「力を、おさえるんだ! おそれがてきになる……」

「キャー!」

さらかは、いいました。

「私の力は、分すれてしまった……のね」

それから、ここといっしょに使っていた部屋は、ここだけのものとなり、さらかは、とおくの部屋に写されました。ここは、どうして、お姉さまと会えないのと思いました。

数日後、

今は、お姉さまが女王になる冬が来ました。

でも、二人は、女王になるたいかんしき中に、ケンカをしてしまいました。あまりにも、さらかは、ねつであなを作り、火のかべを作ってしまいました。

「さらか……」

ここは、おびえた声でいいました。

さらかは、アレンドゥールをぬけだしました。

ここは、後をおいにいきました。さらかは、ねつと火を、使って火の宮でんをつくり、ねつのドレスにきがえ、中にひきこもってしまいました。

ここは、さらかをさがす旅に出ました。さらかの宮でんに、たどりつくとさらかは、

「早く帰ってきて!」

といい、

「どうして、今来たばかりなのに……」

そのとき、後ろを見たとたん、ねつのま法がここの心ぞうに、あたってしまいました。また、ここをきずつけてしまったさらか。そのころ、ここは、クリスやスエンといっしょに、小人のところへいきました。

「ここ、お前の命があぶない、姉さんの熱のまほうがささっている。そのままにしているとにどと目をさまさなくなってしまう。治せるのは、親実のあいだけだ……」

という話しをきいた。でもハスンは、

「ぼくは、君が好きでもない!」

「えっ! どうゆうこと?」

「ただこの国がほしかっただけだ!」

「さらかを女王をころすのだ! ハッハ!」

「あなたに負けない!」

「ぜったいむりよ!」

「うまくいかなわ!」

「もううまくいったさ!」

「えっ!」

ハスンは、どうやら、今さらかは、ろう屋にいようだった。ハスンは、外にでた。

ここは、助けをよんだ。

「だれか……助けてー!」

すると、ラフオが助けてくれました。

クリスと、ここは、決めました。

「私は……クリスが好き!」

「おれは、ここが好きなんだ!」

ここがクリスの方へ行こうとしたとき、どこかで、じゅうの音が聞こえた。なんとさらかがハスンにおそわれそうだった。ここは、さいごの力をふりしぼり、ハスンとさらかの間にたちはだかった。

そのひょうしに、ハスンのじゅうがこわれた。そして、ここは、たおれた。そのときの音をきいてさらかが見たとたん、

「ここ!」

さらかがなみだをながしたとたんここが目をさました。これでさらかは、アレンドゥールを冬にもどしました。これからさらかとここの新しい生活がはじまります。


おしまい


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