主人公はプロのボーカル。ライブ会場へ向かう途中、母校の前を通るとハロウィンパーティーをしていた。ドラキュラに扮装していた主人公は有名人と気づかれず、ゲリラライブへ引きこまれてしまう。パーティーに来ている人たちは素人と思い、主人公のライブを聞き始めるけど―― 母校での思い出や、むかしの知り合いとの再会など、だれもが経験しそうな心情が描かれており、自然と過去を思い出してほっこりしました。最後はハロウィンらしく締められるので読後はすっきりです。