4 二度目の人生終了?
そのあと、俺は一旦寝ることにした。そう、きっとこれは夢、そう夢なんだ!夢じゃなかったら俺が女になってることはおかしい!しかも、家だって違うしこれはどう考えてもおかしい。俺はそんなことを思いながら眠りに落ちた。
――――朝
「んんっ......、ふぁ~あ、朝?えっ.....ヤバいどうしよう、夢じゃなかったし、なんなら俺学校の行き方わかんねー、終わった。俺は終わったんだー!」
俺は一人で言っていると、何か音がした。その音は着信音のような音だった。
「机の上に何かある....スマホかな。とりあえず、見るか」
スマホを見ることにした。内容はこうだった
『このスマホはあなたのものです。今は朝の四時です。早く学校に行け。このスマホ見れば分かるから、早く制服に着替えて行け。』
えっ、朝の四時なのにもう学校行かないと行けないの........今はあーだこーだ言ってる場合じゃない。なので制服に着替えた。
「初めてスカート穿いたな。そんなことは今はいいんだ。早く外に出て、学校に行かないと.....」
俺は家から出て、学校に向かった。
――数分後
全くもってわからない。スマホ使ったことがない人にいきなりスマホ使わせるとか、正気の沙汰じゃない。本当に頭がおかしい。
ん?あそこに人がいる。なんか男達は一人以外倒れてるし、あともう一人はフードマントで、顔が隠れてて見えないし、何をやっているのだろうか.......とりあえず、無視するか
「えぇっと、学校どこだ?スマホ見てもわからない。とりあえず、歩くかー」
あれ?なんか男が近寄って来てるんだけど、気のせいかな?ううん、絶対気のせいじゃない気がするけど、無視して歩く。それが一番
男は俺に近づいていき、俺の背後をとり、首にナイフを当ててきた。
は?何、この状況......俺の二度目の人生終わった?嘘だろ?こんなところで終わるのか?嫌だ!絶対に嫌だ!なので男の股関節に思いっきり蹴りをお見舞いしてやる
「おい、へたに蹴りでもしてみろ、このナイフでお前を斬るぞ」
俺はそんなのお構い無しに蹴りをお見舞いした。しかし男には効いていなかった。
「ん?何かしたか?」
えっ.....全然効いてない。終わった。あはは
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