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@kirqpi

第1話

目覚ましの音で飛び起きた。

最近流行ってるお気に入りのバンドの曲。

もう朝か、そういえば今日は一限からだったな。

そんな事を思いながら二日酔いで力の入らない身体を起こして洗面所に向かう。

ある程度の準備が終わり、服を着替え、靴を履いた。

学校まで遠いな、もっと近い大学を選べばよかったかな。そう思いながら、満員電車に揺られていた。

ふと、昨日の夜のことを思い出していた。

かなり酔っていたので記憶は曖昧だが、同じサークルの友達と飲みに行って友達の彼女とその友達も来て5人で飲んでいたところまでは思い出せた。

その時LINEの通知が来た。

誰だろ、友達かな。

LINEを見るとまなかという知らない子から

「昨日はありがとう!結構飲んでたけど大丈夫?(笑)今日私も一限からだから学校で会えるかもね(笑)」

と、来ていた。

記憶にないけどLINE交換してたのか.......そう思ってとりあえず

「こちらこそありがとう!大丈夫ではないかな(笑)」

と送っておいた。

アプリのログインしないとな.......

そう思って開こうと思うと、またあの子から

「無理しないでね(>_<)お昼一緒にどうかな??」

とLINEが来た。

そんなに親しくなったのかな、あまり記憶にないので返事に困ってしまった。

でも、あまり親しい女の子がいない僕はお昼に誘われたということにかなり舞い上がってしまって二つ返事でOKをした。

「じゃあまた後でね!」

月曜日、しかも一限に朝から憂鬱になっていたが、楽しみが出来たので頑張れる気がした。

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