令嬢の恋を成就させたいのにツンデレがすぎる
AriakE
第1話 ツンデレ爆弾
「わたくし、ジョシュア様との婚約は国王様の取り決めで私はジョシュア様のことなんて、なんとも思ってませんわ!」
場が凍るなか、私は舌打ちをした。このツンデレが、と。
あんた、大好きだろうがジョシュア様のこと。
このツンデレを王子様とくっつけるにはどうしたもんかな。
と言うか、両思いで婚約者同士じゃないか、なんでこんな拗れてるんだよ。
というか、なんで私達が頑張らなきゃいけないんだ、うんざりした顔のラッセルと顔を見合わせた。
すべては、今大嫌いと言われて口を開けて間抜けヅラをしている王子様が私を修道院から引っ張ってきたことから始まる。
−いや、そうじゃなかった。すべては、知らない男に果物ナイフでお腹を刺されたことから始まった。
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