第3話ギフトの決定

「ちなみに、何かこんなギフトがあればいいなというのがあれば頭の中で想像してみるのじゃ」

言われた通り何個か思い浮かべてみる

「中々、面白そうな能力じゃの」

ん?サラッと言われた通りにやってたけど

これ思考読まれてね?

「まあ、神じゃからなあまり気にするな」

完全に読まれてます、言われた通り相手は

神様なんだから気にしても意味はないか

「よしお主の考えてたギフトがひとまず

完成したから確認しとくれ」


・黒血

(血液操作、魔力血液変換、痛覚無効、

自己回復、眷属召喚)

・創造錬金術

(魔素錬金、鑑定)


「お主が考えてた能力に近くなるように創ったが、まず黒血、この能力を持って転生するなら

ヒューマンでは無く、亜人種のバンパイアに転生するかの?このスキルが無くとも

種族特性で同じ事が出来るぞい」

神様がとんでもないことを言い出した

「何を言ってるんですか!普通の人間種が

ヴァンパイア見たいな能力を使うから

良いんじゃないですか!それを

ヴァンパイアになれば良いなんてとんでもない!」

「そ、そうか(これ以上は触れると面倒くさそうじゃの)もう1つの方の能力創造錬金、

これは素材を魔素までに還元し、望んだ物に再構築するものじゃ」

「おー、じゃあ極端な話世界に有り余ってる魔素だけを使って欲しい物、創れちゃったりしますか?」

「理論上は可能じゃよ、ただ魔素の制御が人間には難しすぎて現実的ではないの

ダンジョンで手に入れた要らないドロップや宝箱の中身などを魔素に還元、欲しいものに再構築ぐらいが安全じゃろうな

これだけでも、還元する物によっては一つだけでポーション100本分とか出来るからの

十分有能じゃな」

なるほど流石に、人間ごときには無から有を創り出すのは難しいか

まあ等価交換であれば関係ない素材でも

想像して創造できてしまうのだから

十分チートだろう

「ところで、確かに2つの能力どちらも

有用じゃが生産系か戦闘系どちらかに特化

しなくて良かったのかの?

言っておくが、上位のダンジョンは中途半端でクリア出来る難易度では無いぞ?」

「寧ろ、特化した程度じゃあクリアできないじゃないのか?だってダンジョンだぞひとりじゃ無くてパーティーくんで攻略するもんだろ」

「その通りじゃの」

「それに創造錬金なら言っちゃえば正規の

材料が無くても望んだものが創れるんだぞ

例えばステータスを永続的にあげる

アイテムとか創れちゃったりするんじゃないの?」

ドラ〇エの、〇のタネ的なものがと考える

「なるほどのーこの世界はそんなチート

アイテム存在しないんじゃが、そのアイテムの知識を持つお主なら可能じゃな、自分に使うのは別に構わんが、ほかの人物に使う時は気をつけるのじゃぞ、」

良かった出来ればいいなーぐらいに考えてたからほんとに出来るとなると、だいぶ嬉しい

まあこれのせいで殺されたり、戦争になったりは嫌だから気をつけなければ

「だがステータスが永続的に上がるアイテムは確かに有用じゃな、上位ダンジョンの

ボスレアドロップぐらいに

設定しておくかの」

自分が創る前に神様に創られてしまった

「言っておくが上位のダンジョンというのは人類にはまだ攻略出来てないダンジョンじゃからな」

それなら未だ人の前にそのアイテムが出てくることは無さそうだ

「ちなみにダンジョンってどのぐらいの難易度まで攻略出来ているんですか?」

「中位までじゃな、上位のダンジョンは

上の方の階層ぐらいで限界みたいじゃな」

ダンジョン攻略思っていたよりも大変そうだ

「まあ、ダンジョンの話はは一度置いといて、お主に与えるギフトは黒血と

創造錬金術で良いのかの」

「はい、その2つの能力でお願いします。」

こうして与えるギフトが決定した。





読んでいただきありがとうございます。

ダンジョンの説明迄入れるつもりだったんですけど入りきりませんでした。

いつになったらダンジョンに入れるのでしょうか


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