2と4の境界線
折葉こずえ
2と4の境界線
プロローグ
彼女の日記
あなたは黒い霧に包まれた多くの謎を明らかにしようと懸命に努力していました。
そして私はまだおとぎ話の中にいました。
だから私は理解していませんでした。謎は疑いに繋がり、あなたが私に手を伸ばした時、私は沢山の誤解をしました。
今日あなたは一つの綻びを私に提示しました。
だけど、真実は殆ど明らかにされました。そして私達は将来を語るでしょう。
それは狂気かも知れません。
根っこの深い部分は何も解決されず蓋をされるのでしょう。
だけどそれを誰が咎めるのでしょうか。
思いが固まってしまったのならば変えようとしても意味がないでしょう。
戦う意味も無いでしょう。
だって私はメッセージを受け取ってしまっているのですよ。
そして、あなたはこれまでにない程近くにいます。
それに私も望んだ事です。
――2020年8月20日――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます