男と女
星
男と女
男と女
「お前、犬みたいだな」
ベッドの上でじゃれ合う女と男。
「そうなの、私犬なの。来世で私犬になるから、そしたらあなたが私の飼い主になってね」
女は自分で言ったその言葉だけを信じて生きていこうと思った。男は恐怖を覚えた。
女はある日男を刺した。そして一晩かけて男を細かくバラバラにした。そしてもう一晩かけて、バラバラの一つを刺身状にスライスした。残りは冷凍保存しておいた。
女は毎日一切れずつ切り身を食べた。一生をかけて食べ切った。
男と女 星 @McDsUSSR1st
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます