男と女

男と女

男と女

「お前、犬みたいだな」

 ベッドの上でじゃれ合う女と男。

「そうなの、私犬なの。来世で私犬になるから、そしたらあなたが私の飼い主になってね」

 女は自分で言ったその言葉だけを信じて生きていこうと思った。男は恐怖を覚えた。

 女はある日男を刺した。そして一晩かけて男を細かくバラバラにした。そしてもう一晩かけて、バラバラの一つを刺身状にスライスした。残りは冷凍保存しておいた。

女は毎日一切れずつ切り身を食べた。一生をかけて食べ切った。 

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男と女 @McDsUSSR1st

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