第9話 100層 ボスバトル‼︎先代龍神 ドラグロス!
ふー。食った食った
『美味しかったですね、マスター』
ああ、じゃ、行くか
『とうとうですか、、、』
ああ、そのために降りてきたんだ。あの一層から… ︎
『楽しみにしてましたもんね』
ああ!
そして俺は、ボスの部屋を開けた…否、開けてしまった…
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「ふむ、挑戦者か。久々で、腕が鳴る」
ク ︎こいつ!強いぞ!
鑑定!
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名前 ドラグロス 年齢 5700億9千万12歳
レベル 999
種族 混沌龍王
ランク SSS
職業 龍神
HP F/F
MP F/F
GP 10000/10000
攻撃力 F
防御力 F
魔攻 F
魔防 F
俊敏 F
運 F
〈スキル〉
・最上位四属性魔法 L v.Max
〈レアスキル〉
・飛行魔法 Lv.Max
・カオスブレス Lv.Max
・龍攻 Lv.Max
・龍防 Lv.Max
・魔力視 Lv.Max
〈種族固有スキル〉
・カオスブレイク
〈ユニークスキル〉
・混沌魔法 Lv.Max
・強欲 Lv.5
・龍の宝物庫 Lv.Max
・王化
・混沌強化 Lv.Max
〈神スキル〉
・融合進化
・神化
〈権能〉
・龍ノ神
称号
・先代龍神
・龍ヲ統ベシモノ
・限界を極めし者
・悠久を生きる者
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なんだこいつ⁈
『…まさかっ⁈』
どうしたんだエル!
『こいつは、こんな浅い階層にいるはずないんです…つまり、こいつをここに送った奴がいるはずなんですけど…』
こんな化け物を送れるのは神しかいないってことか
『はい、一体何を考えているのか…』
今はどうでもいい!あいつを倒すことだけ考えるぞ ︎
『…はい ︎』
「ふん、話はついたか?」
聞こえてんのかよ…
「待っててくれるなんて、お優しいな?カミサマ」
「それはそうだろう。ここで死ぬ若者に、最後の言葉くらいは残させてやらんとな」
「へー、俺が死ぬと?」
「ああ、死ぬ。なぜなら我は世界最強の龍神。ドラグロス様だからだ!」
「そうかいそうかい。なら、御託はいいから始めようぜ!」
「グルァァァ!」
あれは⁈
『カオスブレスです!当たれば防御無視で死にます!』
なんつーもんがレアスキルにあんだよ!
「グッ!」
こっちもなかなかにデカくて小回りが効かないってのに…
「次元爪!」
ドシュッ
「よし!」
「ふん!たかが腕を切り裂いたからといって、そこまで喜ばれるなんてぁ?」
なんだと⁇普通生物にとっての腕は攻撃に欠かせない、相当大切な者だぞ?
しかもやつのスキルに回復系は…
《これに進化すれば光魔法と闇魔法が上位魔法に進化する》
そうか ︎思い出した!混沌龍は光と闇を上位魔法にする…つまり混沌魔法は光と闇の融合魔法!
「ふんっ!」
あーあー…あいつの腕が生えた…くそったれめ!
「ほれ、なにを惚けているんだ!」
「融合魔法 シャイニングサン」
なっ⁈
その瞬間 俺の右半身は消えた
「フハハハハ ︎右腕を奪ったつもりが、自分の右半身を奪われるとはなぁ?」
「天界魔法 フルヒール」
「ククク、流石だ!しかし、これは受け切れるかな?」
何か来るッ ︎
「カオスブレイク」
視界が消えた
体の感覚が消えた
そして…意識も…
「ふん、魔力は完全に消えた。死んだな。
神よ、これでいいだろう、私を天界に戻せ!」
「待てよ…」
「なんだとっ⁈」
『マスター!』
危ねえ…死ぬとこだった
「なんだと⁈確実に貴様の魔力は消えたはず…」
「天界魔法フルリザレクションだよ」
「なんだと⁈」
「流石に魔力を食われちまったが…なんとか生き返れた…」
「クソ ︎貴様なんぞの相手はしてられん!わたしにはやらねばならんことがある!」
「なんだって?」
「強欲よ!わたしのGPを半分やる!代わりにこいつをこのダンジョンの最下層まで転移させろ!」
『不可能だ…』
「なぜ⁈」
『GPが足りない。しかし、800層なら可能だ』
「頼む!」
『承知した』
キュイーン
その瞬間、俺の下に見慣れた魔法陣が…
「はぁ⁈またこれかよ!」
『マスター、不味いです!800層はマスターでは…!」
「もはや無駄だ!強欲は発動したのだ!」
そして俺の意識は途絶えた
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