6月19日 赤ワインリキュールと自主企画

 炊き込みご飯一・五合

 常識的な量の人参のきんぴら

 常識的な量の小松菜のマヨネーズ和え

 常識的な量の鳥チリ

 納豆一パック

 豆腐一丁


 四時に寝てしまったが、昨日任せられていた仕事を終えていたことで気分はいい。

 掃除も洗濯もこなしては、仕事に対応出来るように与えられた仕事以外の、メンバーのタスクも把握する。資格勉強のしの字もないが、充実はしているだろう。こんな時になら、酒を飲んでもいい。


 なので、少し気になった琥珀糖を作ってみることにした。ワイン300mlに、粉寒天5gとグラニュー糖300g。鍋に入れて中火でかき混ぜながら、見栄えを悪くする灰汁を取り除いていく。


 取り除いていくはずだったが……ワイン液を流し込んで冷やす段階でパッケージを見たら「粉ゼラチン」と書かれていた。今まで粉寒天と思っていたものはゼラチンだったらしい。

 念の為、粘度を持ったそれを口に含む。喉が熱いのは糖度かアルコールなのか、定かではないが、普段食べることは無い味だがひと工夫すれば悪くない。ゼリーとして凝固は出来るだろうが、少し濃い味が気になって、何かしらで消費したかった。


 もっとも、300gの砂糖が入ったゼリーを一気に食べることはしない。楽しむとしたら、一週間かけて凍らせて炭酸に入れるかだろう。ワインのぶどう独特の渋みと、グラニュー糖の切れ味のいい甘さは、幸い相性が良い。


 まだシロップの状態から、コンビニから炭酸水を至急買って、少しだけ割って混ぜれば味は悪くない。あまり癖のないリキュール、そう考えればそういう味だろう。それはリキュールかは分からないが。


 ギリギリの着地を終えながら、自主企画のページを見る。自主企画、端的に「疲れている人のエッセイしか集めない」、というものだが、以外と集まっていた。

 ただ「一人一作品だと見やすい」「ジャンル固定したらもっと見やすい」という所感もなくはない。まあ脱法ハーブとか言うが、言われないからOKという解釈は昔からあるだろう。


 改めてアナウンスするのも億劫だが、本棚として機能しているかはあまりそうでも無い。なので気になったものには足を運ぶが、本棚として残すことも無いか。

 7月にはまた開催する運びだろうが、それまでには惰性で置き、それからはジャンルや一作品は限定。そういうことにしておこう。


 ひとまず、今日やることは今日やれた。それは大きな収穫だから、明日からもやれることをやろう。

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