たった一つの少女の探しもの

桜川椿

今日は友人エリザベスの20歳のお誕生日。

エリザベスのお誕生日パーティーに招待された私は今、エリザベスの屋敷の一角にいた・・・。



「エリザベス20歳のお誕生日おめでとう」とエリザベスにプレゼントを渡した。


「アリスありがとうプレゼントも。ふふっ何かしら?楽しみだわ♪」


そしてエリザベスはプレゼントの包みを開けた。


「アリスありがとう。可愛いネックレスだわ」


「エリザベスに似合うと思って、気に入ってもらえたようでよかったわ。それにしても何回来てもエリザベスの屋敷って豪華よね」


エリザベスは公爵家のご令嬢だから屋敷も素晴らしいのよね。

私の屋敷とは比べ物にならないくらいよ。



「そうかしら?アリスの屋敷も立派だったわよ」



私は侯爵家の令嬢だからエリザベスの方が身分は上。でもエリザベスは身分に関係なく私に接してくれる心優しい友人だ。



「ふふっありがとう。そろそろパーティーも終わりかしら?」


「そうね。アリス今日は我が家に泊まったら?」


「エリザベスありがとう。私の屋敷結構遠いから、どうしようかしらって今考えてたのよ」


「遠慮しなくていいのよアリス。部屋はいっぱいあるから」


「ではお世話になりますわねエリザベス」


「ええ、早速部屋を用意させますわ」



そして私はエリザベスの屋敷に1泊する事となった・・・。

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