2話 平均点はもう懲り懲りでさ

未佳視点

未佳「な…何とか間に合った…」

遅刻5分前…こんなに焦るのは久々だった…いつもは遅刻10分前に到着できるのに…空飛ぶ箒があれば学校なんてすぐ着けるのにな…

先生「おーい席に付けー」

あ…今日は担任じゃないんだ、いつもの通り遅れてるのかな…ほんと、なんで大人は遅れてもいいのに、子供は遅れたら怒られるんだろ。

先生「~~~~~~~~というわけで、この話は終わりだ。これからテストを返すぞー」

「えー」 「やだー」 「今回自信ないんだよな…」

みんな思うがままに口走るな…まあそのお陰で発言してない人が目を向けられないから助かるけど…魔法があれば私も輝けるのに。

先生「…の……飛音乃未佳!」

未佳「あっはい!!」

先生「起きているなら早くテスト取りに来い」

未佳「あっ…すみません…」

っといっても…

未佳「…今回も、平均点…か」

全教科平均点、高くもなく、低くもない、そんな点数。

先生「それじゃ、休憩に入れー」

「テストどうだったー?」 「てかさ、昨日のテレビさ…」 「今日私の好きな雑誌発売日なんだー!」

みんな、今日のテストとか、テレビ、週刊誌の話ばっかりだな…テレビや週刊誌の未来についての期待とか、実際に叶わないかもしれないことばかり…魔法で解決しちゃえばいいのに…答えは自分が行動しなきゃ解決しないんだから…




〇月✕日  18:00   帰宅

未佳「ただいまー」

母「おかえりなさい、今日テスト返却日だったけど、どうだったの?」

未佳「…普通。」

母「あら、そう…あ、未佳」

未佳「何?」

母「今週の土曜日、真希のお見舞いに行くから、朝起きたらすぐ準備してね」

未佳「…はーい。」

スタスタスタ…


お姉ちゃん…目が覚めないで、もう4年も経つんだ…







どうも、毎闇です。

次は少しシリアスかも…シリアスすぎたら自分がシリアルにして食って少しでもシリアス消すんで((

でもな…自分シリアス展開得意でも不得意でもないから、あまり信用しないでもろて()

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る