空を見て

自分が見る世界

大きいだなんて思うけれど

本当はこんなに小さな世界


自分が聞く世界

たくさんの音が溢れているけれど

本当はこんなにシンプルな世界


空を見上げて 手を伸ばして

いつだって届きそうなのに届かないのは

自分がこんなに小さな生き物だから



自分が作る世界

微々たる力しかなくて

マイハウスが限界だなんてね


自分が作られる世界

どんどん変わる景色に

ただ野次馬にしかなれなくて


空を見上げて 回って見て

自分に何が出来るかって考えても

わからなくたって何の恥でもない



空を見上げて 前を見て

大きいものばかりに捕らわれていても

結局何の足しにもならない


空を見上げて 歩き始めて

小さくても積み重ねられたら

それは立派な歴史の一部だよ


空を見て さぁ笑おう

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