日記

しらき

Re

例えばきれいな景色とか見たとして、それに何か感じるときってフィルターがある感覚、わかるかな?

自分の延長でもあって他人から摂取したものだったりして

今までの人生で積み上げて来た感性が、自分と目に映ったものの間にあるだろうなってのが持論なんだけど

そのフィルターがね、全部汚れるの

どんなものも汚く思えるし、どんなものよりも自分が汚く思えるの

もう何にも感動なんかできないの

生来の物だと思ってた自分も一切汚く思えて、残ってるのは大体嫌悪と無気力

もう何にも触れないし何も触りたくない

どんな音も通り抜けて人間なんか一生直視できない気分になるの

息してるだけっていうのが多分正しい形容詞で、過去は汚くて未来は無気力の泥みたいな日々

ただただ終わりのない思考に落ちてって、底についたと思っても次に息を吸った瞬間にまた落下が始まるの

頼りになるのは自分だけ

それも、とっても汚い。

自分の脈を感じるたびに嘔吐したし呼吸音は耳障りで、爪は嚙み過ぎてぼろぼろになった

なにもかも呪って全部を笑い飛ばせそうな気分だった

でも、とっても冷静だった私は弁護士を雇って勝訴して、私をこんな目に合わせた人間幾人かは刑務所に入った。

でも、ほんの少しで出て来た。まだ泥みたいな私を横目にニコニコしていて、とっても面白かった。なにが風化するんだろう

こんなにつらいこともなかなか人生ないんじゃないだろうか

大好きな人に話してみた。

さすがは私の大好きな人だった。

でも、後悔した

私は一生あれを忘れられずに生きていく気がする

誰に話したって本質は変わりゃしない

変わっちゃって、私が好きだったものはもうなんにも好きだと思えない。

なんにもきれいだと思えない。

唯一好きな人の存在にすがって、支えを失くしたぼろっぼろの心、依存させて、もう全部汚れちゃった自分の中からもう綺麗とも思えない昔好きだったもの取り出して、眺めて、悲しくなって、過去をのろって、寝て、起きて、

とっても消えたいです。

おやすみなさい

明日、朝一番にちゃんと荷造りするね

これを読んで後悔すればいいんだ

私の不幸を想像して苦しんでくれたら本望です。

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日記 しらき @amfisad

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