ソシャゲ
バブみ道日丿宮組
お題:でかい消費者金融 制限時間:15分
ソシャゲ
今日話題になるソシャゲ問題。
これは私が知ってる限り身内に必ず見たこともない課金額を請求されたという形で遭遇する。
友人たちが死んだ目をしながら学校生活を送るのを見てるのはちょっと気分が悪い。なので、消費者金融にでっかい問題として怒鳴りつけてみた。
当然のように言われるのは、ユーザーが顔真っ赤で課金することを止めることはできないと。おすすめされたのはメンタルクリニックで、いかにして購買欲を削除するかを検討し、薬を処方する流れ。
この出される薬というのがいわゆる欲を抑えるもので……今まで平常通り行えてたことも適当になってて……友達として付き合うのが大変になった。
友達はソシャゲに出会う前……という私と出会う前ぐらいの沈み用まで激変した。
これが正しい姿なのだろうかと畏怖し、また消費者金融に怒鳴り込んだ。
やめるために精神が初心に戻るのは購入意欲がまったくなってしまって大変だ、と。
消費者金融は、ならばメンタルクリニックで抑うつ状態が続いてるために処方してくださいと頼み込めと助言した。
そしてメンタルクリニックで処方された薬を友達に渡して数日後ちょっとよくなった。が、そこから崩れるのも早かった。
やりたいことをやりたい、できるという精神が大きくなったのだろう。
ソシャゲ課金がまたはじまった。
そして死んだ目に戻った。
はぁというため息しか出なかった。
禁欲して落ち込み、そこから病状が悪化したのをさらに治療。禁欲が解禁。
この一文が永遠にループ。
解決の糸口が見えない。
いや……思考能力が完全になくなればならない。
もしくはソシャゲというのを完全に切り離すしかない。
そういうわけで彼がやってたアプリに全て制限をいれ、スマホにも制限をかけた。これにより、少しできると欲求からか病状が悪くなるような兆しは出てこなかった。そして話しかけてくるといった人であったときに友達が戻ってきた。
こうして何度かのトライ・アンド・エラーによって友達はソシャゲ問題から離れることができた。
同時に起こったことを消費者金融に怒鳴り込み、いくらかの請求を頂いてもいたらしい。これは少し私ももらえたので、手伝っててよかったなとは思った。
まぁまぁいろいろありすぎておかしくなりそうだが、何事も思考が壊れるまで入り込んではいけないということさ。
ソシャゲ バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます