確信
朝日が顔にかかり、あまりにも眩しくて男は目を開けた。
いつの間に朝になったのか、先ほどのことは夢だったのか皆目見当もつかない。
だが、男にはただ一つ確信している事があった。
老婆の方に首を向けると、老婆はいつものように床に入っちゃいるが、苦しそうな顔ではなく、
どことなく幸せそうに見える。
額をちょいと触ってみると、案の定冷たくなっていた。
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