第7話 湿度のない世界を

日増しに繁栄しているようです。密閉された球体で燻製に漫画化された日常が。

壊れたブレーキ、ガードレールにもぶつからない。1600キロの散歩道、破裂音とともに広がった。

僕らの世界は永遠に。

大部分の氷河期が崩れ落ちて、漂う海原は銀河のよう。晴れわたる空も焼け焦げて、海が黒いです。

ふとした合間に蒸発して、湿度にたびたび腹が立ちます。

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