僕は・・・

「なんで僕を探してたの?」


「やっと、やっと・・・あなたを見つけられたのよ」


「なんで?」


「愛しているわ。あなたを・・・永遠に・・・」


少女は泣きながら笑い

僕にキスをした。

キスをされた瞬間、僕は全てを思い出した・・・。



あぁ、僕は君に

なんて酷いことをしたのか・・・。

君は僕を愛してくれていたのに。


なのに僕は君を拒絶してしまったんだ。


僕は、泣きながら叫んだ。


琴美ことみ謝るから許してくれーー!僕が悪かったんだ」


意識が遠のいていくなか

琴美が泣いているのを見て

あぁ僕は死ぬんだと思い目を閉じた・・・。

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