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船が水に浮くのも、風船が空気中で浮くのも原理は同じ。ここまでは説明を省いていい……はず?
飛行機が空を飛ぶ原理も同じ、結局は押しのけた体積*密度ぶんの浮力を得ているだけ……なんて説明じゃ読んで貰えないから、もっとわかり易く、でも簡潔に書かないといけない。
(さらにはガチ勢から正確じゃないと突っ込まれる危険まである)
なのに全く別の法則によりドラゴンが空を飛べる世界なら、その原理は?
現実は3次元世界と認識されているけど、時間という第4の次元がある。ただ、絵を描いたり、彫刻を作ったり、人間からすると支配下に置けている気になれる3次元空間と違い、時間は人間を支配している。
彫刻のように人の力で時間次元に干渉することはできない、のだがブラックホールを考えると、3次元の超質量が時間さえ無限に引き延ばし完全に隷属しているわけでもなさそう?
そもそも3次元空間もビックバンにより生成され、いまも広がりつづけているエネルギーの生成物? E=mc^2で有名な質量もエネルギーなら空間も、時間もエネルギーが形を変えたものなのだ。
ならビッグバンにより第5次元、魔法軸が生まれている世界ならそれを利用できれば空だって飛べる……。
なんてことを考えて、可能な限りわかり易く書いたとしても、PV≒人気作にはきわめて結びつきにくい(から筆が進まない)。
実際、このコメントのここまで読んでくださった方がどれだけいるのでしょう?(汗)
……みたいな話でしょうか?
長々と、全く違う話をしていたら申し訳ありません……。
●返信
こちらこそ、ズレた話をして申し訳ありません。
『異世界の現地人が現実の人々に説明している』、つまり魔法理論なるものがある物語世界だとすると、その魔法理論を用いて現実世界を説明するということですね。
例えば、作中の天才キャラが、現実世界の理論も理解しそれに置き換え説明しているとすれば、上記の僕の説明が使えないことはないですが。それってどう見ても現実世界の理論が主で、物語世界の理論が従ですからね。
その逆を書くとなると……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ちょっと伝達力不足でした。
設定を作る際の、方向性の話ですね。仰られている思考は、今のトレンドでもある『現実から異世界に向かっての地続き』です。
私の場合は、異世界では船と風船は別の原理で飛んでいたのに、現実では同じ原理にまとめられてしまっている、という方向です。
いわば、異世界中心主義ですね。
できあがる設定自体は同じでも、根本の考え方が真逆なので、生まれる過不足にズレが生じて伝わらなくなってしまっているのではないか。
現実から異世界を説明するのではなくて、異世界の現地人が現実の人々に説明している。だから伝わらない。みたいな。
書いててまた分からなくなってきましたけど。
[追記]
手法としてはマジックリアリズム的になるんじゃないかと思います。
ただ、私の失敗談を元にしているので、あまり難しい話ではありません。
前に書いた、現代の語を用いて失敗した小説というのがあるんですが、例えば現代でいうベーコンが異世界にあってなぜおかしいのか。
異世界にも語源が違うベーコンがあって、それが現実につづいていく過程でゲルマン語の云々~へと変質したとします。
その場合、現地の人はベーコンを違和感なく使うんですが、現実の我々が読むとなんでベーコンがあるんだよ、みたいな話になる、という。
説明不足になる語と原因が微妙にズレているんじゃないかと。
……まだちょっと違うかも分からないんですけども。
書き手も読み手もほとんどの人が細かいことはあんまり意識してないような気がします。私は読んでいて引っ掛かる方ですが、書く時はギャグを理由に全部棚に上げます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私も棚上げしてはいます。ただ異世界がどうあるべきかという前提の認識が異なると、出すべき情報といらない情報の区別が正確にできない気がしてきたのです。
ズレてないときはいいのですが、ズレてるときは私みたいに悲惨なことになります。