大学生活00

バブみ道日丿宮組

お題:私と大学 制限時間:15分

大学生活00

 大学が駅から離れてることもあって毎日バスに乗るのが日常になった。友だちはわざわざ自転車を買って駅から大学へと毎日こいでるらしい。

 私も自宅から最寄り駅までの20数分をやってるからわからなくもないがさすがに疲れた状態で大学を過ごしたくはない。

 バスは始発ということもあって朝を除けば座れる。もちろん電車もそう。いや……むしろ都会はいつも混んでると思ったがいいか。

 電車は3分に1回来るってのは信じられない。怪奇現象かなにかかと田舎から引っ越してきたときは思ったものだ。コンビニってのもはじめてみた。

 はじめてだらけの大学生活は、驚きもあったけれど楽しいものだ。

「……また遅刻か」

 運命の人と思いたい人物は今日も朝起きれなかったようだ。私が泊まりに行ったときは起きてくれるのだけど……どうしても一人だと駄目らしい。

 高校生活でも親に起こされてたらしいので人がいないと駄目な人なのだろう。それでこれから社会に出るのだと思うと心配になる。

「……むむむ」

 その時は同棲でもしてやればいいのだろうか……? 友だちはとっとと結婚して舵を取れとアドバイスしてくれたのだけど、私としては社会に出ていろんなものを見てみたいから家にいるという未来はあんまない。

 もちろん彼と結婚したいという願望はあるし、同棲生活も興味はある。

「眉間にシワよってるよ? また彼?」

「あはは」

 考え過ぎもよくない。

 数年後というか2年後の私というのはいまいちぴーんとこない。未来設計をきちんとデキる人は今からいろいろやるのだろうけど私は通学だけでも正直精一杯なところがある。

 もう少しいろいろやりたいなとは思うけど……遊んだり、遊んだり、遊んだりしてると時間に余裕がない。もっと考えなきゃだめか?

「世話好きなのは得しないよ?」

「そういうわけでもないよ」

 友だちにあれこれ心配される毎日だけど、これが私の日常であり、本能でもある。

 なら、自分の道を自分で切り開いていくしかないよね……!

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大学生活00 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri

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