何度でも

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

星の見えない町だけど

君がいるならどうだっていい

これが二人の最後の日なら

なんて言葉が言えるだろう

部屋を飛び出した朝も

泣いて許しあった夜も

きっとどんな悲しみだって

塗りつぶしてしまう思い出を

今日ここでまた始めようか

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

海がよどんだ港町でも

君はやっぱり綺麗だったから

潮風に吹かれてなびく袖を

まわして君の名を呼んだ

そっと屈み込んだ僕と

少しつま先立ちの君で

きっとどんな苦しみだって

握りつぶしてしまう僕たちを

今日ここでまた始めようか

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