ごきげんよう、雨さま。
全ては、作者様の心の向かうままに、ですよね、最後は。
五月端さん、静。
お兄様、動。
ストーリー展開上、読者の印象は確かにそうなんですけれど、私個人としてはお兄様が後半アクティブになるのは当然で、だけど、櫻子さんとしてはどうなんだろう、といつも考えていました。
櫻子さんが、基本的に「動」だから、櫻子さんは「静」の五月端さんとなら調子に乗って暴走できるのかしら? とか。
私は、物語の中で、最後に病院で櫻子さんのもとへ駆け付けたと行為自体が、五月端さんらしからぬ「物凄い動」で、そして殺してやりたいと叫び頭を抱えて櫻子さんの答えを拒否したがっていた彼の姿が、もうこれ以上ない愛の吐露だな、と感激しました。
だから、五月端エンドが、とてもとても綺麗で静かで自然なエンドに思えました。
いずれにせよ、雨さまが選ばれたエピローグですもの。
応募されるんですね、健闘を心よりお祈り申し上げます。
作者からの返信
おださま
いつもわたしの気持ちを代弁してくださるようなコメント。本当に嬉しいです。
五月端エンドは、当初から、とても好きな終わり方で、このエピソードを書いたのは、実は物語の中盤頃でした。
ここに向かって物語を書いていたようなもので、だから、皆さまが五月端エンドを支持してくださり、本当に嬉しいです。
いつもありがとうございます。
ハッピーエンドの中に、ジオンの孤独と、心から愛した人と結ばれなかったビターさが混ざって、最高なんじゃないでしょうか。
現実の幸福って、ちょっと苦みがありますから。なんて詩的なことを言ってみました。ムフ。
アメさんのおかげで、毎日が楽しかったです。みなさまのコメントを読むのも楽しみでした。才能のある作家さんをライブで応援できるのもウェブ小説の醍醐味ですね。改めてありがとうございました。
作者からの返信
まりこさん、
こちらも読んでくださって、ほんとありがとうございます。
現実の幸福って苦味がある。さすが。まりこさん、言葉のチョイスがとってもいい。
編集済
アメさん、ちょっとだけ、私の思うところ。
結局五月端エンドの良さって、前にも書いたけど、本当に愛する、カリスマジオンと一緒にならずに、優しくて、思いやりがある、大人の男五月端を櫻子が選んだという、一種の「現実の悲しさ」、カリスマジオンをずっと愛しているのに一緒にはなれない悲しみ、みたいなものがあって一層ラストが生きてくるように思うのです。
だから、五月端があんまり櫻子の中で存在が大きくなったり、男として魅力を感じすぎてしまうと、ジオンへの愛しさや、ジオンの魅力が薄れてしまうような気がするんですが。
カリスマジオンへの櫻子の想いが、作品の中で薄れてしまわない程度に、五月端への思いを抑えるというか、大きくしすぎない、ということも、一応念頭に置いていただいた方がいいのでは……と思いました。
それと最後にアメさんにお聞きしたいんですけど、櫻子が最後にジオンと会うのは、やはり現実のこととして書かれたのでしょうか?
わたしはてっきり、幻想かもしれないという含みを持たせたのかと思いました。
そこのところ、教えていただければと思います。
では、ラストスパート頑張ってくださいね。
作者からの返信
レネさん
まさに、そうなんです。五月端はあくまでも2番手の男です。ジオンより立ってもらっては困るんです。
そして、現状の物語で、ほとんどの人が、五月端エンドでいいと。
実際、わたしもジオンと結ばれないことで彼の悲しみや孤独を描きたかったのです。
レネさん、嬉しいです。思った通りに感じていただいて、たぶん、皆さまの思いも同じなんだという結果が、ほとんどの読者の方が五月端エンドを選ばれた理由だと思っています。
レネさん、最後にジオンに現実に出会ってラストです。彼らのお互いへの愛情は恋愛を超えたものと思っています。だからこそのラストでした。
いつも本当にありがとうございます。
やはり五月端エンドかな、と思っておりました。
でも「五月端でよかった」と読み手に思わせるには、キャラクターをしっかりと立てないと。
存在感でジオンに劣っているので、もう少し五月端が櫻子の心でウエイトを占めているくらいの描写があればいいかなと思います。
ピンチのときに頭に浮かぶ人物が、その人が最も求めている人物ではないかと。
改稿が終わりましたら、いろいろとチェックしていきたいと思います。
その前に自分の小説も書き上げないと(^_^;)
作者からの返信
カイ様
五月端に関しては、これから、もう一度、すべてを読み直していますので、というのも、朱についても、かなり書き直し、最初の部分からデトロイトを出して、書き直しました。
最終的に中原との会話で朱のことを入れ、彼女の存在を馴染ませました。それを読み直す必要があるので、ついでに、五月端エピソードと、キャラ立ちを考えます。ただ、この物語はジオンと櫻子の物語が主ですので、五月端が立ちすぎても困ります。あくまでも2番手の男なんです。たとえ、櫻子とむすばれても。その位置での書き直しをしたいと思っています。
結局ラストは、作者がどうするかを決めるものですよね。ここまでぼくら読者を引っ張ってきた責任をとるのは、雨さんですよ。
最初から最後まで読んでみて、これがどういう物語だったのか。なにを描いたものだったのかをじっくり考えれば、おのずと答えは見つかると思います。
小説のラストは難しいですね。よく考えて、結論を出してください。
作者からの返信
雲江斬太さま
結論は出ていたような気もします。
そうですよね。実際に描きたかったもの、おっしゃる通りです。
小説のラストは、本当に難しく、この五月端エンドはかなり昔から、決めておりました。ジオンエンドにするなら、そもそも、数話前くらいから書き直しが必要だと思います。そのことを考えながら、結果として五月端エンドにしたのですが。でも、これじゃあ、いやというご意見に、わたしが間違っていたのかと不安になったのです。やはり読まれる方がどう思うか、大切なことだとも思っています。
でも、ほとんどの方が五月端エンドで良いと言われ、正直、ほっとしました。いつもありがとうございます。
アメさま
改めて完結おめでとうございます!
ジオンエンド、非公開になさるのですね……? それまでに読みに行けるかどうかわかりませんが、五月端エンド、楽しみにしておきます!
作者からの返信
長月さま
すみません。ジオンエンドは、これだとどうだろうかという試験的な試みで、わたしも迷っていたのです。
いつも本当にありがとうございます。
五月端は、恋愛的には輝くところが弱いですからね。
炬燵のような心地よさ。映えはない。
ジオンはその点、いい男要素がてんこ盛り。
女性目線でも五月端人気は正直言うと意外でした。
改稿頑張ってください。
作者からの返信
へもんさん
女性目線で五月端、大人気ですよね。
これ、案外と実際でもそうだって思います。イケメン、感傷はしたいですけど。でも、五月端のような男で安心したいってあるんだと思います。女性ってやはり安定が大事なんでしょうね。
ありがとうございました。
了解です!
五月端のキャラがもうちょっと濃くなれば、わたしは言うことなしです。
しかし、わたしはあくまでもジオン派(笑)
なので、雲江さんの五月端と結婚したけどジオン登場で闇落ちする櫻子って説を脳内で妄想しておきます。
作者からの返信
こころさん
五月端、キャラ立ちを校閲しながら、書き加えていきます♡
いつも、本当にありがとう。てか、闇堕ちする櫻子、うっわ、面白そうで短編で書いてみたいっす。
だね。
ストーリーとも世界観とも関係ない描写は、面白くはあるけれど、必要はないね。
感情の無いジオンの最初で最後の?感情の吐露があったけれど。
ならば『静』の五月端さんにも、心にズシンとくる最初で最後の激しめの一言というのも有かな。とも思う。
きゃ~っとかキュンとかそんな感じのヤツで印象付けるみたいなね。
作者からの返信
ことさん
うん、静かな五月端の萌え要素を増やしていくわ。
必要のないところ、思いっきり削っていくわ。
キュンの五月端の過去エピソードとか、入れてみる。なぜ、櫻子に執着するのか、その理由とかね。
彼女が、かわいくてしょうがないって、初対面から思ったことを考えてみるね。
ジオンエンドも素敵でしたけれど、五月端エンドが物語の締めとして本当に素敵でしたもんね!(*´▽`*)
アメ様のお心が決まったようでよかったです(*´▽`*)
締め切りまであと少し、心残りのないよう改稿がんばってくださいませ(*´▽`*)
応援しております~!٩(๑´0`๑)۶
作者からの返信
乙様
本当にお世話になりました。心残りのないよう、校閲します。応援、とっても嬉しいです♡
良かった。五月端エンドが採用で。
あのミステリアスな終わり方は捨てがたかった。
ジオンとあっさりくっ付いて終わるのは、「えぇっ……」って感じ(;・∀・)
あ、何だかあとがきも更新されていましたね。
読みに行かなくちゃ!!
作者からの返信
無雲ちゃん。
そもそものラストエピソードで、わたし的には自信があったのだけど、でも、ジオンとくっつくラストじゃないとって、言われて、多くの方がそう思っているのなら、変更しようって思ったんだけど。
やはり五月端だったので、ほっとしました。
いつもありがとうね。