第3話 再び現る
学校に行くと、レイは勉強を嫌がりながらも渋々やり始めた。授業中には、先生が説明をしていてもそっぽを向いて聞いていなかった。レイが机に落書きをして遊んでいると、
「ドゴォォォォォォン!!!!!!」と大きな音が鳴り響いた。皆は動揺していた。すると、
「なんだあれ!!!」とレイの後ろの席に座っている男の子が窓の外を指さして言った。男の子が指さした先には見覚えのある奴が、周りの建物を見覚えのある金棒で壊していた。
(大きな男だ!!!)とレイは気がつき、思わず立ち上がってしまった。すると、
「なあ。あのバケモンヤバくないか?・・・家の中の人まで皆殺しにしてるぞ・・・」と窓側の席の男の子が双眼鏡を除き、震えながら言った。
「おい。それ借せ」レイは窓側の席の男の子の震えた手から双眼鏡を取り、男を見た。すると、男は周りの建物などを全て壊し終わって次の家に向かっていた。よく見ると、男はレイの家に向かっていた。レイはレアサのことを思い出し、
「バンッ」とドアを勢いよく開け、レアサのところへ急いで向かった。
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