バブみ道日丿宮組

お題:くだらない作品 制限時間:15分

『先生

 今回もお見事でしたね。

 母に向けたメッセージという子どもめいた部分はたくさんの母親世代がときめきをえたようです。

 また子どもが親に愛を求めてるという部分は子どもたちが和気あいあいとしたようです。

 というわけで評価があがりにあがって大賞までいきそうな状態です。

 挨拶時の言葉はこちらで考えておきますが、立ちたくない理由があれば弟子のなかから優秀な1人を使おうかともいます。

 はやめのご連絡をお願いします。

 

 上記はあくまでも形式的な内容でしたが下記は弟子としての言葉です。


 あなたがいうくだらない作品で多くの人たちが輝きをえています。こういう世界に自分を進ませたいとか、家族とはこういう肌と肌のぶつかり合いがいいいだなと、人の意志力を動かしてます。

 これは嘘でもなくて、宗教めいた団体さえできて幸福を祝おうとしています。

 あなたがくだらない作品を作った結果がこれです。

 本当にそれはくだらない作品でしたの?

 まわりの尋常にない変化は恐ろしいくらいなものです。

 本当の作品は外にはださないと、私もいくつか作品を見せてもらったことがありましたが、あれが全開のあなたと考えると別人のようにも思えます。

 誰がかいた落書き……その1ページというぐらいになにもかんじない。

 どうしてなんでしょうか。

 私は先生のサポートをしていますが先生の言うくだらない作品はとても素晴らしいとしかやっぱり思えません。

 もちろん先生のサポートをする上で、くらだらなくない感性で描いた作品も行ってます。もちろん私はその作品も大好きです。全員の思考を盗めるかと言われればある一定のとしかいえないです。


 今度先生と一緒に作品作りがしたいです。くだらならい作品、ちゃんとした作品、だらしない落書き。

 とっても楽しみです。


 では弟子からのお手紙はこれで終わりです。


 眠る前に見るだろうと思って、おやすみなさいと 〆

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バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri

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