第2章

18

そして翌日学園に行く時間になった。


「じゃあユイいこっか」


「はいアリア姫様」


そして翌日学園に行く時間になった。


「じゃあユイいこっか」


「はいアリア姫様」


私が昨日ダイキにお願い命令をして、すぐにユイも一緒の学園の寮に入る事になったんだ。


「ユイ~~様はつけないでよ!!」


「でも、アリア姫様はアリア姫様ですから」


「もう~~アリアでいいってば!!!」


「無理ですよぉ。ではアリア姫でよろしいですか?」


トホホやっぱり、姫はつくんだ。


「仕方ないなぁ。じゃあ、それでいいよ」


「わかりました。これからはアリア姫と呼びます」と可愛い笑顔で言うユイ。


ん~。やっぱりユイはラブリーで最高に可愛い❤


「じゃあダイキ行ってくるねぇ~~!!」


「姫様学園に着かれたら、言葉使いに気を付けて下さいね」


「え?」


「え?って・・・はぁぁ~~~。あなたはこの国の姫なのですから、当たり前の事です」とため息をつきながら、言った。


わかったわよ。言葉使いに気を付けたらいいんでしょ?

やってやるわよ。この私に出来ない事はないんだから!!!


「わかりましたわ。では行って参ります」とニッコリと微笑みながら言った。


ポッ!!!!


ん?何かダイキの顔が赤くなってるんですけど。

私、何かおかしい事したかな?


「アリア姫様そうです。そんな感じで過ごして下さいね。やれば出来るんじゃないですか。心配させないで下さいよ」


心配すんのは、ダイキの勝手じゃん。と心の中で突っ込んだ。


「ダイキ私やってやりますわ。ちゃんと見ててよね!!!」


「ふふふっ。わかりましたよ。姫様」


「ではダイキ元気でね」


「はい姫様もお気をつけて」


そして私は馬車に乗った。

やっぱりこの世界には車ってモノがないみたい。

うすうす、そうじゃないかと思ってたけどね。

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