第3話 死神の約束

帰りの新幹線に乗るためにホームに立っていた

(あと5分でくるのかぁ、にしてもなんで清水もいるんだぁ︙たまたま用事でもあったのかな、やれやれ世間も狭いものだ)と思いながら近くにある自販機で缶コーヒーを買って飲むのであった。

(まもなく、一番線に東京駅行き列車が参ります、危ないので白線の内側でお待ちください、Soon, a train bound for Tokyo Station will arrive on the first line, so please wait inside the white line as it is dangerous)

アナウンスが聞こえたので白線の内側で待っている事数秒

列車が来たその時に




         ドン




と鈍い音が聞こえた、一瞬なんの音考えたけどその答えは直ぐに分かった、清水が俺を線路におしたんだと




幸男の頭には今までの出来事が過ぎった


(清水だなんで…)それから直ぐに

(すげぇ、走馬灯だぁ…あれは小学一年の頃か親父が愛人作って出ていってるな、その時からいじめられたな、いつも清水が慰めていたっけ、うん、あれはお袋が男遊びでとある男から貰った薬物をキメてる所だっけな、

他にも殴られてばっかだから身体鍛えて痛くない様にしてる所もよぎるなぁ

これのお掛けで工業用品のリサイクル場から物を盗む際に役に立ったんだっけな、あれは………………………清水かぁ…そっかあん時の事か俺が一番嫌いな過去だ

中学次第の俺がトイレに行こうとした時に女子トイレから聞こえたな

(ねぇ、清水あんたいつまであんなやつの幼馴染?親友?やってんのw)

(そうよw)

(だってぇ楽しいんだもん、いじめの計画をして、やつを虐めて、その後の泣き面を見られるからやめれないよーwww)

(本当、あんたいい性格してるね)

(でしょ)

ショクだった、幼馴染であり親友の清水が虐め主犯格だった事に

その時である、3人はトイレから出てきて鉢合わせになった

(キモ、私たちの話を聞いていたの?)

(いや…)

(聞いちゃたら、仕方ないねそうだよ私が松田のいじめの主犯格だよwwwウケるよね、あんたなんも、疑問に思わずアタシを頼っていた事)

幸男はショクで何も言えなかった

(お前てっ本当いじめがいがあるよなwwwこれからは背後に気をつけたらぁwww楽しい所に連れてってやるかよwww

そうか、まだいじめは続いていたんだぁ)

と彼の人生でもっとも長い一秒が流れた




ドン、バキバキ…グチャ

 

と鈍い音が流れると共に周囲から悲鳴が聞こえるのであった。




松田 幸男 停年23歳と言う若い年で人生幕を閉じたのであった…


(いつまで寝てるのですか)

(うん、いってぇてぇ…眩しなぁ、てっ…

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