女性恐怖症の俺が異世界でヤンデレ女に付きまとわれながら活躍する件
谷村 幸男
憂鬱な一日 前半
新幹線に乗って論文の発表の為に目的地に行く最中、前に乗っていた親子の話を耳にした
「ねぇ、ママ私の名前の意味てっなぁに」
「そうねぇ、貴女の名前の意味…」
そんな会話を聞いて少し昔を思い出した
(松田 幸男 昔親から名前の由来を聞いた時はショクを受けた…)
(ママ、パパ、僕の名前の由来てっ何)
(たしかぁ、適当に付けていたよな)
(そうね、あんたの名前には何も意味がないのよ)
(それ以降だったな自分がいじめられ、虐待されたのは…ある日親父が愛人を作って出ていき、一人親になったせいで学校では皆に悪口をいわれ、物を隠され、暴力を振るわれ、母親は男遊びを始め、アル中になり、薬物にまで手を出して、毎日虐待を受ける日々が続いたなぁ…でもご飯だけは毎日食べさしてくれていたな、まぁ 男と遊びに行った時の飯の残りかコンビニ弁当だったけど、ある日なぜ飯をくれるか聞いたらこれもこれで驚いたなぁ(ねぇママなんでご飯くれるの?)
(あぁん、そんなんてめぇが死んだら、生活保護の受けられるお金は減るし、家事を自分でやらなきゃいけないし、死んだら捕まるのがめんどいからよ)と我ながらあの時は理由を聞かされても泣かなかったのはすごいと思う。)
「車内販売はいかがぁ、車内販売はいかがぁですか」
「すいません、缶ビール5缶ください」
「1000円になります」
「はい」
「ありがとうございます」
俺はお酒を買ってやけ酒をした
(にしても良くあんな状況から論文を書いて発表する様になっなぁ、たしか…機械やプログラミングに興味を持ったのが小学校3年の頃、夏休みにデーパートのイベントに行った時にロボット展をやっていてかっこいいと思ったんだっけ、その後は家の近くの空き家に忍び混んでパソコンでプログラミングを勉強したり、設計図の書き方を勉強して、近くの工業用品のリサイクル場に忍び混んで、廃材をこっそりと盗んで色んなもん作ったなぁ、小学学6年生の頃にはまだ無い物をゼロから設計図にして作って、プログラミングを組み始めたなぁそれと同時にコンビニ弁当じゃなくて温かい飯を食べたかったから、新聞配達をして食材を買って料理したっけそのお掛けで料理は上手くなったけど)
と色々思い出してる内に目的地付近についたので新幹線から降りて、改札を後にして電車に乗った
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