夜
夜……
香り高い珈琲のほろ苦さと
芳醇な火酒のような奥深さを持つ
そんな時間
静かに瞑想しながら
この身を沈ませていく
闇の中でゆっくりと呼吸する
答えのでないことは沢山あって
不本意なことも同じくらいに
結局、抱えながら共に往くしかない
深く沈みすぎる前に
優しく残酷な夜の寝床から起き上がって
射し込んできた光に目を細める
夜……
香り高い珈琲のほろ苦さと
芳醇な火酒のような奥深さを持つ
魅力的な夜に別れを告げる
またこうして夜に逢いにこよう
昏く深遠なるこの場所に
夜を愛する住人のひとりとして
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます