目が覚めて
目が覚めて
まだ夜明け前
うつらうつらと
今しがた、みていたはずの
夢の名残りなのか
甘く懐かしい感触に
もう少し浸っていたいのに
そんな時に限って
すり抜けて去っていくのは何故
喉の乾きに
ゆっくり起き上がって
コップに入れて飲む
一杯の水の
清らかな冷たさ
もうすぐ夜が明ける
今日が、始まる
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