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目次
自由と制約
これから何処にいくのか
この道は何処に続いているのかと
ふと不安になる時がある
自分自身の意志で
自分自身の足で
ここまで歩いてきたつもりだけど
自分の思いのままばかりには
なかなか生きられないことも
また知っているから
わたしたちは自由で
だけども同時に
それぞれの制約に縛られて生きている
そんな制約なんて振りほどけと
訳知り顔の他人（ひと）は言う
簡単にいかない事情など知りもしないで
自分の意志を通せない時や
人様の手を借りねば歩けなくなった時
その先をどんなふうに生きていくのか
わたしたちの心はそれでも自由で
だけども、思うように動かぬ身体
制約のなかでの自分の存在
その現実を前にした時の心の持ちよう
建前ではなくて自分自身に向き合った時の
振りほどけない制約と共に生きる為の
制約を振りほどけなくなったら
共に歩いていこうと思う
心だけは誰にも何にも侵せない
これから何処にいっても
この道が何処に続いていくにしても
どれだけ不安を抱えているにせよ
明日、きっと良い風が吹くと信じて
自由と制約と共に
わたしは生きていこう
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