【業務】 - 年末調整(配偶者控除/配偶者特別控除)
お待たせしました!
今回は【配偶者控除/配偶者特別控除】についてです。
(え?待ってないですか?そうですか。まあいいや)
※2021年時点の税制に基づいたお話です※
・・・・正直、税制改正が続き過ぎて、憶えてらんないですよ、まったく。
資料を確認しないと、照会にも下手に答えられない状態です、まだ。
間違った回答をしようものなら、後でどんなクレームが来るか分からないのですもの・・・・
(色々な所に情報載せてるんだから、自分で確認すりゃいいのにさ、まったく)
さてさて。
【配偶者控除】と【配偶者特別控除】
何が違うんでしょうね。
いや、違いそのものは、さすがに分かるんですけどね。
なんでこんな面倒なことする(させる)んかなと。
国の考えている事は難しすぎて私には理解できないです、ハイ。
この申告の対象となる人は。
●自分の【所得】が1,000万以下
●配偶者の【所得】が133万円以下
の、両方ともを満たしている人、です。
※しつこいようですが、【収入】ではなく、【所得】ですからね!
このうち、
【配偶者控除】 ⇒ 配偶者の【所得】が48万円以下
【配偶者特別控除】 ⇒ 配偶者の【所得】が48万円超~133万円以下
です。
所得が1,000万円を超えている人って、日本の中でもほんの一握りですよねぇ?
5%くらいとか?
でも。
J会社ったら・・・・マジ、多いんですよ。
もう、そんな人たちの給与ばっかり見てたら、感覚マヒしますって。
だから、本来であれば、「1,000万超えて無いよね?」なんて確認、そうそう必要じゃないんですけど、我々の業務では、とっても必要なんですよ・・・・
なんだろー、この虚しさ。
まぁ、そんな虚しさにも慣れてしまったのですけど。
・・・・可哀想な我ら(>_<)
ここで。
注意していただきたいことがひとつ!
【扶養控除】の時にも書いたかと思うのですが。
1にも2にも、『正しい申告』が必要です。
ご自身の【所得】を間違える人はまずいらっしゃらないのですけど。
配偶者の【所得】を知らないで(間違って)申告する方、結構多いです。
【配偶者控除】ならいいんですけど(良くないけど、まだマシ?)【配偶者特別控除】って、配偶者の【所得】によって、段階的に税金が変わるので、申告間違われると、税金も間違ってしまうことになるんです!
するとね。
多く払った場合は、税務署はほぼ100%教えてくれないので、損します。
少なく払った場合は、税務署はほぼ100%指摘してくるので、足りない分の税金を追徴されます!
・・・・どっちにしても、イタいですよね。
そして。
追徴の場合は、会社の人事の作業も、すんごくめんどくさいんですっ!!
それはもう、すげーめんどくさいんですっ!
(それも含めた仕事で給料貰ってるから、やりますけどね、もちろん・・・・でも、正直、【チッ】って思う)
多くの場合は、夫婦間のコミュニケーション不足が原因のようです。
ひどい人になると、離婚調停中の配偶者を、適当な金額で【配偶者控除】申告してきて、税務署にまんまと指摘されるという・・・・
配偶者から離婚を切り出されるってことは、それなりに生活の目途が立ってから、というのが多いと思うんですよ?
ダメじゃないですか、そのような配偶者を【配偶者控除/配偶者特別控除】で申告してきちゃ・・・・まったくまったく!!
どうか皆様。
年末調整の申告は、くれぐれも慎重に、正しく、お願いしますm(__)m
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