【閑話休題】 - 結婚と離婚の同時申請
とはいえ、これも業務内容ですけどね。
会社は、社員の労働者名簿を作成する必要がある。
みたい。
知らないけどね。
私は一介の社員であって、管理側ではないから。
でも、たぶん間違ってない。
私が所属している会社では、年に1回、住所やら生年月日やら性別やら家族構成やら緊急連絡先やらの書類を提出させられる。
(このご時世に、まだ性別欄が「男」と「女」しか無いのかよ、と思った。それでよく、「人権啓発研修」とかやってるなぁ、うちの会社。大丈夫か?確か、ここ数年内に「LGBT」の研修に参加させられた気がするんだけど。そんなんわざわざ研修なんかされなくたって知っとるわい、と思いながら参加したから、よく覚えてる。それより、あんたたちのアルハラをどうにかしろや!研修後の時間外の【懇親会 原則参加】とか、ほんと有り得ないから!)
え~?
今時毎年書類提出かよ!
と思います。はい。
データ化しとけや、それくらい。
変更があった人だけ申請すればいいだろう、って。
・・・・日本社会全体のIT化なんて、遠い未来の夢物語だなと、つくづく感じますよ。
だいたい、国のシステムがもう危ういもんね。
東京2020のチケット購入者情報、流出したみたいだと、ニュースになっていたし。
こんなんでよく、マイナンバー制度なんて開始したな。
いつか大規模情報漏えいが起こるぞ。
さておき。
結婚と離婚の同時申請、です。
なにやらゴシップ感がプンプンですな!
J会社はさすがに各種届出のシステム化がある程度進んでいる。
【ある程度】だ。
これでも、良く言っている方。一応、お客様ですから。(使えないシステムだけどな)
で。
J会社から我々が受託している請負業務の中には、J会社社員からの申請内容の確認および受理、というものがある。
全ての申請についてを請け負っている訳ではないが、住所変更やら家族構成やらの登録申請・変更申請については、請負業務の範囲内だ。
家族構成の変更申請、ですよ。結婚と離婚。
たまに、かなり興味深い申請がありますよ。
息が詰まるくらいの繁忙期なんかにブチあたると、一気にテンション上がりますよ!
みんなで盛り上がっちゃいますよ!
いいじゃないか、これくらい楽しんだって。
日々、間違いだらけの申請の指摘や修正でイライラMAXの我々の、ほんのわずかな楽しみなのだから!
昔、離婚した翌日に別の女性と入籍した芸能人がいましたねー。
それそれ。
それです。
そーゆーの、結構あるんですよ?
J会社は、社内結婚の場合、夫婦は同部署にはいさせないので、どちらかが異動になるのですが。
結婚して、異動した旦那が異動先で知り合った他の女性社員(または我々みたいな請負や派遣の社員)とデキちゃって、離婚後にすぐ結婚してみたり。
結婚して、元の職場に残された妻が、他の男性とデキちゃって、離婚して少ししてから結婚してみたり(女性は離婚後すぐ結婚できないですからねぇ)。そして、産休に入ってみたり(どう考えても日数が合わないぞ?とか)。
忙しい最中の雑談のネタとしては、もってこいですわ。
ただね。
システムがね。
「結婚」と「離婚」を同時に申請できる仕様になっていないんです(≧▽≦)
システム作成者が、想定していなかったのだろうねぇ。
エラーになるんですよ、同時申請されてしまうと。
残念!
かと言って、このケースのエラーを回避するために、お金をかけてまでシステム改訂するか?と言えば、それはちょっと。
他に改訂してもらいたい、イケてない部分は山ほどあるので。
我ら守秘義務があるので、外部には絶対にこんなこと漏らしませんよ?
だいたい、名前見たって、他社の社員だし、顔も知らなければ話したことも無いのだから、盛り上がるのはその場だけで、会社を出れば忘れるのです。
あくまで、仕事上の話なので。
でも。
「こんなことがあったよー!」
と、仲間内で話すくらいは、許されますよね?
(つーか、ここは既にもう、【仲間内】ではないけど。何の個人名も出してないから、ま、いっか。)
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